春の初め、園芸店で小さなヒメウツギの苗を買いました。
白い小花がふわっと咲く姿が可愛くて、「庭のどこかに植えたいな」と思ったのですが、問題は“どこに植えるか”。
植物って、植えた瞬間よりも「数年後にどうなるか」のほうが難しいですよね。
大きく育った姿を想像しているうちに場所を決められず、しばらくそのままビニールポットで管理することになりました。
……いや、“管理”と言うほど立派なものではありませんでした。
気づけば水やりを忘れる日が出てきて、ある日、夫に言われたんです。
「これ、枯れてるよ」
見てみると、あんなに元気だった葉っぱが、全部カサカサ。
しおれているというより、もう完全に“終わった葉”の質感でした。
その瞬間、「あ、これはダメだ」と、思いました。
鉢植えって、元気な時はあんなに生命力を感じるのに、限界が来ると一気ですよね。
「メネデールあげてみる?」
ところが夫は違いました。
「メネデールあげてみる?」と言うのです。
正直、内心では「いや、ここまで枯れてたら無理じゃない?」と思っていました。
処分したほうがいいのでは……とさえ考えていたくらいです。
でも、私が枯らしてしまったという罪悪感もあって、「もうだめだよ」とは言えませんでした。
夫は意外と粘るタイプです。「まだ生きてるかもしれないしメネデールあげてみよう。」そう言います。
私は諦めながらも夫がそこまで言うので植え替えをし、枯れた葉を切り落として、ほぼ棒みたいになったヒメウツギにメネデールをあげました。
その後も夫は毎日、水やりとメネデール。
私はというと、「まあ気休めかな……」くらいの気持ちで見ていました。
数日後、まさかの変化
数日後。
夫が少し興奮気味に、「新芽が出てそうだよ!」と言ってきました。
いやいや、まさか。
あの状態ですよ?
半信半疑のまま2〜3日後に見てみると……
なんと、本当に新しい葉っぱが出ていました。
しかも一枚とかではなく、あちこちから。

あのカサカサだった姿を知っているので、これはかなり衝撃でした。
植物ってすごい。
そして同時に、「夫、すごーい」と心から思いました。
私は「見た目」で判断してしまったけれど、夫はちゃんと“生きているかどうか”を見ていたんですよね。
植物をインテリアや飾りじゃなく、生き物として見ている感じがします。
だからあんなに根気よく世話できるんだろうなぁ。
私は反省することばかりです。
そして今度はビオラ問題
そんな園芸初心者の私ですが、現在は別の悩みを抱えています。
ビオラが、もう終わりそう。

春の間あんなに元気だったのに、最近は徒長気味で、花も少しお疲れモードです。
うまく育てる人は梅雨越しまでいけるらしいですよね。
すごい。
調べてみると、「ここで切り戻しして、液肥をあげると復活しやすい」と書かれていました。
でも、その“切り戻し”が怖い。
ただでさえ弱って見えるのに、そこからさらに短く切るなんて、初心者にはかなり勇気がいります。
「そのまま終わってしまうのでは……?」という不安が、ハサミを持つ手を止めます。
でも今回のヒメウツギの件で、植物は見た目だけではわからないんだな、と少し思いました。
私が「もうダメだ」と思っても、実はまだ頑張っている途中なのかもしれません。
もう少し事例を調べて、自信がついたら。今度はちゃんと、ビオラとも向き合ってみようと思います。
枯らさないように、ではなく、「植物が元気になれる方法を考える」方向へ。
少しだけ、園芸との付き合い方が変わった気がしています。

これからの季節は水切れに注意ですね。しばらく放置していた自動散水のセットをし直さなければ。
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