手作りのジャムを楽しむ【柚子ジャム編】

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柚子

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柚子ジャム材料

  • 柚子 (ピンポン玉大 20個)
  • 砂糖 (果汁、皮の黄色部分、ペクチンを足した重さの40%強)
  • 水 

今回の材料でできた分量は、140ml×2瓶、275ml×2瓶です。

紹介する作り方でほとんど苦みのないジャムに仕上がりました。

砂糖の種類は他のものでも可能です。家に三温糖の残りがあったのでそれを使いました。

また砂糖の量ですが、果汁・表皮・ペクチンを足した重さ(646g)に対して277gの量を使っています。甘みよりも酸味が強いジャムにできあがりました。

 

 

柚子ジャムの作り方

柚子の使い道

1.柚子を洗う

今回はマーマレードなので、皮も使うから塩でゴシゴシとよく洗います。

 

 

 

柚子ジャムを作る

2.柚子を切り分ける

 

 

柚子を「果汁・黄色の表皮・種+白い皮部分」に切り分けます。

この時、苦味が苦手な方は表皮にできるだけ白い部分を残さないように薄くすれば苦味が抑えられますよ。

白いワタと薄皮、種は後でペクチンを取るのに使うので取っておいてください。

 

 

 

柚子ジャム湯でこぼし

3.皮の苦味を取り除く

黄色の表皮は口当たりが良いように細く刻みます。

鍋に刻んだ黄色の表皮とたっぷりの水をいれ強火にかけます。

沸騰したらザルにあけ茹でこぼす、これを3回繰り返します。(ちょっと食べてみて苦かったら更に湯でこぼしを追加)

 

 

 

ペクチン液を作る

4.ペクチン液を作る準備

鍋に白いワタ、種、薄皮を入れ、浸るくらいの水を注いで強火にかけます。

沸騰したら火を弱め、蓋をして30分ほど煮ます。

 

 

 

 

ペクチン液を作る

5.ペクチン液を作る

 

4の状態から30分後。

画像のように、ワタを触ってみて溶けるようになったらザルや布きんで濾します。

この時に絶対に絞らないように!苦くなるので自然に落ちる液だけ使いましょう。

 

 

 

6.砂糖の量を決める

果汁、ペクチン、表皮を合わせた重さを量ります。

その合計の重さに対し、今回は40%の砂糖の量とします。

私は40%強の砂糖を使いましたが、酸味が結構強かったので甘いほうが良い方はもっと増やしてくださいね。砂糖を増やしたほうが保存も長くできますよ。

 

 

柚子ジャムを煮る

7.鍋で煮る

鍋に果汁の半分量(適当で大丈夫)、表皮、砂糖を入れ強火にかけます。

沸騰したら中火にし、アクを取りながら10~15分煮ます。

少しとろみが出てきたらペクチンと、残りの果肉+果汁を入れて好みの硬さに煮込みます。

長時間煮込みすぎると、ペクチンが壊れて逆にとろみがなくなってしまうので注意。

(本当は酸が強いものにアルミ鍋を使ってはいけないのですが、鍋が足りなくてアルミ鍋で作ってしまいました…)

 

 

煮沸消毒した瓶

瓶は煮沸消毒しておきました。

保存するなら、ここに熱いうちにつめて脱気をおこないます。

 

 

 

柚子ジャム

8.柚子のマーマレードジャム完成

 

 

柚子ジャム食後の感想

レモンジャムが大好きで、「柚子ジャムなんて…」という偏見がありましたが(同じ柑橘類なのでライバル関係になってます)、自分で作った柚子ジャムは私の”柚子ジャム感”を変えました。

たぶん過去に食べた市販の柚子ジャムが、甘いジャムに柚子風味を加えただけのレベルのものだったので柚子ジャムはこの程度かという思い込みになったんでしょうね。

 

レシピによるのかもしれませんが、今回作ったジャムはレモンジャム同様に爽やかな酸味に柚子の香りを強く感じます。

口に入れると「すっぱ!」という感想がまず出ました。ジャムは甘いものという概念がありますからね。

苦みはほとんどなくて、私には食べやすい。

パンに塗ってもお湯に溶かして飲んでも、料理の隠し味に使っても、どんな食べ方にもよく合うでしょうね。

 

 

 

終わりに

柚子ジャムは予想外の美味しさでしたが、他のジャムを作るよりも手間がかかることがちょっと難点かなぁ。

それでも家にこのジャムがあれば、いつもよりほんのちょっと幸せ度が増すように思います。

次にまた柚子がたくさん手に入れば作ってみたいですね。

 

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