もうすぐ旅行シーズン到来ですね。
大阪に来られる方はいらっしゃるのかな?
大阪は近畿の観光地へ行くのに便利なので拠点にされる方も多いかと思います。
ゆえに、あまり滞在時間をとれないアクティブ旅だと「移動で忙しくてゆっくりご飯を食べる時間もないわ」と食事をコンビニのものですませてしまうこともありがちですよね。(私もたまにあるんです。せめて地域限定ものを選んで自分を納得させていますが…)
だけどちょっと待ってください。
コンビニよりも大阪らしさが味わえ、サッと食べられる名物があるんですよ!!
食事を軽くすませたい時におすすめの大阪名物
軽いお弁当のようにサッと食べられる名物、それは”御菓子司 絹笠”さんの『とん蝶』です。
今回紹介する『とん蝶』というのは、こちらで販売されているおこわなんですね。
どこか懐かしさを感じる竹皮デザインの包みにつつまれたおこわは、絹笠さんの人気商品なんですよ。夕方には売り切れることも。
大きさはおにぎりの1.5倍くらいでしょうか。持てばずっしりと重い。
女性や小食の型なら1個食べれば満足しそう。(私は好物だからお腹が満足しても2個食べますけどね。)
気になる中身はこのようになっております。
もち米の白蒸に大豆と昆布が混ざった素朴なおこわ。
真ん中に小梅が2粒のっているのが、なんだか楽し気です。
横から見ると、間に昆布がぎっしり入っているのがわかりますね。
ここまでご覧になって、「他に味付けをしていないなら、食べる前になんとなく味が想像できてしまうな」とか思っていませんか?
いえいえ。
とん蝶が人気なのは、美味しさがその想像を超えるからなんですよ。
出張で大阪に行く旦那さんに「あなた、お土産はとん蝶でね♪」と頼む奥さんがいるくらい、心をつかむ味わいなのです。
じゃあ具体的に、どういう所が美味しいのでしょう?
私の場合はこんなところです。
とん蝶の材料である、餅米、大豆、昆布って、どれも噛むほどに美味しさが染み出てきます。
餅米の甘さ、大豆の香ばしさ、昆布のうま味。
これらが口の中で合わさって噛めば噛むほど”とん蝶”っていう味を作り出すんです。
これがほんとにクセになる味。ひと口、もうひと口と後を引くんですよ。
だから、持って帰って温める食べ方もあるのですが私はあえて冷たいまま食べたい。
冷えた餅米は固さがあって、しっかり噛みしめられるから。
とん蝶のおいしさは、「衝撃的な美味しさ」というよりも「じんわりくる美味しさ」といったところでしょうか。
販売している絹笠さんは古くからある和菓子屋で、店舗が大阪の主要駅付近にあります。
だから旅行者さんの購入しやすさも◎。
購入できる店舗ですが、包みについていた紙の裏には5つの販売店が紹介されておりました。
販売店の中でも移動の途中に買いやすい店はこのあたりだと思います。
- ミナミ店 (なんばウォーク二番街 最寄りは地下鉄御堂筋線「なんば駅」他)
- 阪神店 (梅田阪神百貨店B1 最寄りは阪神、他にもJR、地下鉄他)
- 阿倍野店 (アベノ地下街 最寄りはJR「天王寺駅」他)
- (新大阪駅にも売っているという情報があったのですが、場所が確定できませんでした)
とん蝶の種類には私が紹介したもの以外にも「七味入り」と「黒豆入り」がありますが、阪神百貨店にはなんと、この店舗限定の「とうもろこし入り」なんてのが売られているようですよ。
こんど阪神百貨店で見かけたら買ってみよう。
購入で注意しなければならないことは、消費期限が短いことです。
消費期限が、夏は19時、冬は22時となっていますので今の時期はお土産として持ち帰ることは厳しいかもしれませんね。
もちろん通販はおこなっていないので他府県の方は購入の機会がなかなか難しいのですが、それだけに大阪を訪れた時にはぜひ食べていただきたいです。
今度の大阪旅のお供に、絹笠の『とん蝶』いかがでしょうか?
↓絹笠さんの店舗など、詳しくはこちらでチェック!↓
◆御菓子司 絹笠◆
コメント