希望の地域で売りに出ている建築条件付の土地を、それまであまり交流のなかった不動産屋から勧められました。
「地域と広さは希望通りだし、価格さえ合えばまあここでもいいか。」と、こちらの希望を不動産屋に返答。
「解体込みで資金はこれだけしか出せませんが、それでもいいと言ってくださるなら買います。」と。
えー、あれから3日。
不動産屋さん、うんともすんとも言ってきませんよ?
頑張って購入できるように動いてくれているのか、はたまたこちらの無茶な要望に呆れて、このやり取り自体が無かったことにされているのか。
でもね、いつもの私なら3日待たされたら気になっていてもたっても居られず、返事催促しちゃうのですが、今回はこんだけ待たされても「ダメならいいや。まあ、不動産屋なんてこんなものさ。(偏見)」と心穏やかなのですヨ。
それには理由がありまして…
私、土地を見る目ないですか?
実は夫婦2人とも、この土地をはじめて見たときに心躍らなかったんです。
建築条件がついていたというのもあるのですが、なんというかここで暮らしているイメージが沸かなかったんですよね。
それどころか、何かここの空気がおどろおどろしくさえ感じてしまう。
「ここは無いね…」なんて言いあってその時はそれで終わりました。
それから1ヵ月ほどたって、例の不動産屋さんがこの物件を勧めてこられました。
見に行った時から時間がたっていたからか、図面を見ても最初はこの土地だと気づきませんでした。
冷静に資料だけをみるとなかなかいい物件だったんですよね。
しばらくして、以前に見に行った土地だと気づいたのですが、この地域であまり希望の物件が出てこないし、この土地にちょっと興味が沸いてきました。
そこで再度、現地に足を運んだり、建物をお願いしたいと考えている施工会社に正直に思っていることを伝えて意見をもらうことにしました。
その時施工会社に伝えた正直な気持ちはこんな感じ。
- この庭を見ると、パッと明るい印象を受けないのと、土地が広いように感じません。これは建物が大きかったり、隣と後ろの家が境界近くに建っているせいでしょうか。
または植えている植物のせい? - 住む家には庭との一体感、開放感を求めています。この土地の現状は少し閉塞感を感じるのですが、日当たりよく明るくみせることはできますでしょうか。
- 第一印象で「すごく気に入った」と思えなかったことがひっかかります。
と、このような内容を問いかけてみました。
それに対してもらった返答は、「明るさや広さはプランでどうとでもできますし、写真をみたところ特に狭くも暗くも感じなかったですよ。」という答えでした。
ただ…
「第一印象で感じた、感覚だとか、勘の方が正しい場合も多いです。すごく気に入っているわけではないという言葉が僕は気になりますね。」
ガーーーーン!!!!
後押ししてもらおうと思っていたのに、余計に気になっちゃいましたよ!!!!!!!!!!
それでも、良く言えば楽観的で前向きな私達2人は、この土地が“おどろおどろしくみえた”原因を探れば無問題♪と、再び現地に足を運ぶのでありました。
そして原因だと思われるのがこれら。
門の両端になにやらお札が!?
なななななななんだ~~~!!!!
(調べたら災厄除けのおまじないでした。ホッ)
カーポートの屋根を支えるのはなぜかコアラ。
や、けっして悪くはないんですよ、悪くは…。
なんだ、結局これ
更地にするなら全部どうでもいいことなんじゃないの…?
そう納得して、購入してもいいかもねという結論になりました。
ただ、予算オーバーしてまで買おうとは思っていません。
そう思えないのは、「第一印象の勘」がどこかでひっかかっているせいでしょう。
『土地は縁のもの』という言葉を信じて、もし希望の金額で買えることになったのなら、この土地と仲良くやっていこうと思います。
コメント
おどろおどろしく感じたって書いてあったので、写真みるのドキドキしましたが、最後のコアラで大爆笑しちゃいました!!!
どこに売ってるんだろう 笑。
私が土地を決めた理由は・・・・何度も足を運んで見ているうちに愛着が湧いたからでした♪
うさこ様
コメントをありがとうございます。
現地ではこのコアラには全く気付かず、しかしどよ~んとした空気が漂うこの原因はなんだろう…。と思っていたのですが、帰ってから撮影した画像を見て静かに私達を見つめるコアラを発見、「これのせいか…」と(無理やり?)納得した次第です。
築40年以上だと思われる古い家が建っていたので、昭和のコアラブームでこういうカーポートも流行ったのかもしれないですね。顔だけが実写なのも不思議です。
何度も足を運んでいるうちに愛着… うさこさんのブログを拝見させていただきましたが(アメンバーのみコメントできる設定のようなのでここでコメントさせていただきました)今私もちょうどそんな感じかもしれません。とても参考になりました。
何度か訪れるとすでに自分の土地のような気分になってくるものですね。交渉がどうなるか楽しみです。