旅行の思い出を記憶に残す方法

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タオルミーナのトッローネ

友人と、来年あたり旅行に行こうかという話が出ています。

彼女とは5年前にイタリア旅行したのですが、その時の思い出話となると、まず「美味しいワインと美味しい食べ物しか覚えてない。」と彼女は言うんです。

あ、そういえば私もそうかも…。

 

 

でも私たち、たくさんの観光名所を見て回ってるんですよね。

パリのエッフェル塔

フランス乗り継ぎでイタリアに向かうはずが、雪で飛行機が欠航。

フランスに1泊することになり、思いがけずエッフェル塔を見ることができたり、

 

 

ローマのコロッセオ

年末で人が大混雑な中、駆け足でローマの観光名所をまわりました。

その時撮った写真には確かにたくさんの素晴らしい名所が写っています。

 

だけどそれよりも…

 

 

パリのクレープ

「計画が狂ったけど、この後どうしようか?」と暗い気持ちで入ったパリのカフェで、気持ちをぱあっと明るくしてくれたクレープやチーズ、

 

 

リヨン駅のサンドイッチ

急きょ鉄道旅行に変わったので、駅弁の代わりに買って食べたバゲットサンドの美味しかったこと!

フランスのパンが美味しいのは本当だったんだと感動しました。

 

 

こんな風に、食べ物に関しては食べた物のことだけでなく、その時に感じたことまで鮮明に思い出せるんです。

そして、不思議と食べ物の話をきっかけに、その時に観たエッフェル塔やコロッセオの記憶が頭の隅っこからひっぱり出されてきます。

(そういえばあの時、コロッセオで剣闘士の恰好をした記念写真屋と観光客がなにやら揉めていたな…とか、しょうもないことも含め 笑)

 

 

花より団子とは、まさに私のこと。

この言葉って、あまり美しくない様のことを言ってますよね。

私も正直なところ、「せっかく旅行に行ったのに食べ物のことばかり言っている自分はスマートじゃないな」と恥ずかしく感じていたこともあります。

だけど花に心を動かされるのも、団子に心を動かされるのも同じ「感動」には変わりないんじゃない?

そう開き直ってからは、心置きなく旅先の食べ物を楽しむようになりました。

 

今では『食』がテーマの旅行は私の得意分野です。

食べ物を鍵に、行った所、出会った人など旅行の思い出を記憶に残しています。

幸いにも、今回一緒に行く友人も似たようなところがあるようで、次の旅行は『地元の名物とワインを買い込んで、宿のテラスで乾杯しよう』に意見が一致し、これが目的となりました。

まだまだ先の話なんですが、”美味しい旅”が実現するように今からはりきって下調べしていきたいと思います。

 

■思い出に残る”美味しいの旅”のつくり方■
マントンの屋台料理

屋台やB級グルメに挑戦してみる。

味はイマイチなこともありますが(笑)、地域ならではの料理を出していることが多く面白いです。

 

 

シチリアのアランチーニ

名物を食べる。

「ああ、ここに来たんだ~」という感動と思い出が残ります。

 

 

タオルミーナのトラットリーア

地元の人におすすめの店をきいて行ってみる。

美味しいものを食べるなら、やっぱり地元の人がよく知ってますよね。

 

 

タオルミーナの八百屋

地元のスーパーや市場で買い物してみる。

見たことのない食品が置いてあり、地元の方の普段の暮らしが身近に感じられます。

 

私は国内・海外とも、いつもこんな食事の楽しみ方をしていますね。

そして食べたものはできるだけ写真に残し、家に帰ってからもそれを眺めて思い出に浸っています。

 

 

『食』に限らず、何かテーマ(目的)を持つことで旅行が何倍も充実したものになると感じています。

テーマがあると旅行前の計画段階でリサーチに燃え、旅行後には当時のことを思い出すきっかけになります。

旅行のお楽しみが何倍にも広がり、記憶にも残るんですよね。

 

秋は行楽の季節です。

旅行に行かれる方は”テーマのある旅”をしてみてはいかがでしょう。

 

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