あえて『捨てない』道を行く

スポンサーリンク

物を捨てることがとっても苦手です。

 

どのくらい苦手かというと、こんなものをずっと大事にとっているくらい。

 

お気に入りのハンカチ

このハンカチ、20年以上前に買ってもらったもの

 

当時、”大人っぽいお姉さん”に憧れていました。

そして素敵なお姉さんが首に巻いていた、「紺の水玉ハンカチ」が欲しくて欲しくて。

「紺の水玉ハンカチ」を持てば自分もお姉さんのようになれるんじゃないかと買ってもらったものです。

 

学生の頃はハンカチとして使い社会人になってからはお弁当の包みとして使ってきたのですが、画像をよく見てください。

 

 

 

お気に入りのハンカチに穴があく

真中に穴があいちゃって…。

 

それでも思い入れが強くて捨てられず、持ち続けてきたんですよね

 

 

でも先日、引き出しにこのハンカチを見つけた時にふと、「もういいよね。」と思ったんです。

どういう気持ちの変化かは自分でもわからないけど。

 

だからその場ですぐに、

 

ハンカチをウエスに

ウエスとして小さく切って、最後に役立ってもらうことにしました。

 

 

 

私は物を買うときには、慎重に買い物をします

だから自分のまわりには大事なものしかないと思っています。

その中には「こういう理由で買ったものだから大事なもの。」と『思い出』が大事な理由になっている物もあったり。

「使わないから」という理由では捨てられない”大事な物”が私にはたくさんあるんですね。

 

 

 

「それいるの?」「もう捨てなさいよ。」と昔からよく言われてきたので、「捨てられない私ってだめなんじゃないか」と思うことがあります。

その一方で、使わないけど持っておきたい「愛着ある物」があることは、幸せなことだなという想いもあります。

私としては『手放す』と『とっておく』どちらもスタイルとして受け入れたい

 

 

 

ハンカチの件でわかったのが、人の気持ちって変わるもの

ずっと大事だったものが、ある日突然、必要なくなる時がくる

だからそのタイミングがきた時には、気持ちを引きずらずに「今までありがとう。」と満足しながら手放そう

それまでは大事にとっておけばいいじゃない。

 

そう思えたので、『手放せない物をとっておく場所』を持つことにしました。

 

ハンカチ予備軍

例えばキッチンの引き出しには、捨てられないハンカチがまだこんなに(笑)

よく見たら小学校1年の時使っていた、平仮名で名前を書いたガーゼハンカチなんてものもあります。

 

これらは水玉ハンカチほど思い入れがないのですが、もったいないから捨てられないのです…。

とはいっても、それぞれのハンカチについて何かしら語れるくらいの思いはあるので、何かが捨てるのを引きとめたんでしょうね。

“ぼろ布ウエス”をきらしてしまうことがあったらこちらを使っていく予定でとってあるのですが、はたして出番はくるのでしょうか。

 

とまあ、こんなゆるい管理してますけど、どんな物があるかどこにあるかを把握していればいいんじゃないかな。と思ってます。

 

 

水玉ハンカチのおかげで、持ち物管理についてあらためて考え直すきっかけができました。

私にとって…

物に対して「大切」という気持ちが持てることは、それだけで豊かになるもの

物との縁をこれからも大事にしながら「もったいない」を履き違えないようにシンプルを保っていきたいです。

 

(おまけ)

こんな風に、物への執着が強い私には断舎離することは難しいと思っていました。

でも今回、水玉ハンカチを手放すことでずっと縛られていた気持ちが開放され、「これが断舎離効果か!」とハッとしましたョ。

コメント

  1. MAI より:

    わかるなー。

    「物」って使うか使わないかだけでは
    割り切れない時ものがありますよね

    持ち物の基準は人それぞれでいいんだと思います

    • みいやん より:

      MAIさま

      返信が遅くなりすみません!

      割り切れないですよね~。
      「物への執着」というと、私自身、マイナスの意味で捉えてしまうので「縁」と考えることにしています。
      それぞれの基準で、その時の自分にあったルールで管理していけばもっと気軽に考えられるのかな?
      あまり頑張らずに自分の方法を見つけていこうと思います。

  2. akari より:

    いいですね・・・とっても素敵な考え方だな、って思いました。

    「モノとの付き合い方を考える」っていうのが、断捨離の考え方の基本にあると思うので・・・
    ただ単に「捨てる」だけじゃない、って思ってます。

    思い入れもないのに「ただ何となく」とかだけでモノをしまいこんで存在すら忘れ去ってしまうのが「もったいない」から
    そういう”自分にとって”不要なものは捨てて、大事なモノたちに、もっとスペースをあげましょう・・・というのが、断捨離だと思います。

    だから、みいやんさんは・・・元々根本的に断捨離を実行できてるんじゃないかなぁ?って思いました。
    人の気持ちは変わるから・・・って辺り、断捨離のやましたひでこさんも、同じようなことを説かれてましたから。

    私は主人の影響か、最近はかなりマシになってきましたが
    元々はあまり考えなく買ってしまう方なので(--;
    「モノとの付き合い方」を、今少しずつ考えて実践してきている最中ですので
    みいやんさんみたいな”モノとの付き合い方”に憧れます・・・!

    • みいやん より:

      akariさま

      断舎離って、実はあまりよく知らなくて「物を捨てる」ことなのかなと思っていたのですが、akariさんのお話をうかがうとなかなか深いものがあるんですね。

      「しまいこむ時は大事に思っていても、ある日見つけた時にはそこまでの気持ちがなかった」ということは度々あります。
      そういう物を手放すために、時々は持ち物を見直してみるという行為は必要なんでしょうね。(断舎離でいう”捨てる”ってそういうことなのかな??)
      私はしまいっぱなしになってしまうタイプなので、たまに見直しをしなければ…。

      akariさん!うちの夫も物を気軽に買ってしまうタイプなんですよ~。
      でも引越しを機会に一度持ち物を見直し、必要ないものを処分してからは新しい物の購入に慎重になっているみたいですよ。
      引越しで気持ちがリセットされたみたいです。
      逆に私も夫の買い物の規制ばかりではなく、「収納スペースがあまってるから、まあいっか。」と思えるようになりました。
      今回のakariさんの引越しも、ご家族みなさんの何らかの変化のきっかけになるかもしれないですね。

  3. holic より:

    こんにちは、最近はなかなかコメントできずになんだか乗り遅れてしまってすみません。
    雨落ちや生垣、素敵だなーと思いながら見てましたよ、楽しんで作業されているのが伝わってきます。

    みいやんさんの物に対する考え方、いいですね。
    「持つこと」も「持たないこと」もどっちも見習いたいです。
    我が家は入居して10ヶ月、未だに要るのか要らないのか分からないものに囲まれて過ごしているので、そろそろ本気で物に対する考えを整理していこうと思っているところです。

    さて久しぶりに私のブログでハンターダグラスのことに触れました。
    改めてみいやんさんのブログ記事へもリンクしましたので、問題あったらお知らせくださいね。

    • みいやん より:

      holicさま

      いえいえこちらこそ。
      引っ越してからはゆっくりPCに向かう時間が減っちゃって、なかなかコメント残せずすみません。
      DIYなど、家のことしだすとキリがないですね^^;
      みなさんがお忙しくなるのがよくわかりました。

      持ち物は手付かずにおくと知らない間にたまってきちゃいますよね。
      私も引越しの時に、開かずの箱(お土産など、とりあえず捨てられないものを入れている)をたくさん開けたのですが毛糸で作った人形とか、「なんじゃこれ!?」という物がたくさん出てきました(笑
      私の性格から、何年もしまいこんだままの物が多くって。
      開かずの箱もたまには見直そうと思いました。面白かったですけどね♪

      ハンターダグラスといえば、先々週、ついに購入するためにお店に行く予定だったのですが、私の体調不良でキャンセルになったんですよ;;
      だからもう半年たつのに、うちにはまだカーテンがついておりません。
      日差しが強くなる季節の前にはついていてほしいのですが…。

      リンク、いつもありがとうございます。
      ハンターダグラスの記事、ぜひ拝見したいです。ゆっくり時間をとれる時にうかがいますね!