先日、夫が晩ごはんを作ってくれました。
この日のメニューは『フレッシュトマト・バジルと生ハムの冷製スパゲッティ』。
冷製だとパスタはカペッリーニ(細い物 1.2mm未満)を使う方がおいしいんじゃないの?という思い込みがあったので、スパゲッティーニ(少し細い物 1.6mm前後)を使ったこの冷製パスタを恐る恐る口に運んでみたのですが…。
え?なにこれ。
麺がもちもち…!!
そう。予想外においしかったのです。
ネットで見つけて試した裏技とは
でも私はこれは夫がたまたま起こした”奇跡のゆで加減“なんだろうな。と思い、「おいしいね、これ。」とフツーに褒めると、「でしょ!スパゲッティ、水に1時間つけてみたんだ。」と何やらわけのわからない返答が。
またいつものチャレンジ料理か…と思ったのですが、嬉しそうにしているをほうっておけず話を聴くと、ネットでこんな情報をみつけて試してみたそうです。
『パスタを茹でる前に水に1時間程つけておくと、生パスタの食感になる』
で、気になったので更に聴いてみました。
方法は、簡単。
乾麺パスタを生パスタの食感にする方法
- パスタが浸る入れ物にパスタと水をいれる
- 1時間以上おく
- 塩を入れた湯でゆでる (ゆで時間1~2分)
これだけでOK。
生パスタの食感がアナタの物に!
え~、それだけで?と半信半疑だったので、今日も試してもらいました。
ほんとにモチモチになるのか?再び確認
水に浸して一時間後、スパゲッティの色はこんなふうに白くなります。
一本、指でつまみあげてみると、水を吸ってやわらかくなっており、しなって折れてしまいました。
この状態で、お湯でゆでます。
ただし、ゆで時間は1~2分で大丈夫。
白かったスパゲッティがいつもの透明な茹で上がり状態になり、出来上がり。
その後はいつもの調理をして召し上がれ。
うん、今日もやっぱりもちもちです。
冷製スパゲッティはカペッリーニに限るというのは、やっぱり私の思い込みですね~。
終わりに
これまでカペッリーニで作っていた時は素麺みたいにシャキッとした食感を楽しんでいるのですが、こちらは弾力のあるモチっと感を楽しめますね。どちらもおいしい!
これ温かい食べ方にするとどうなるんだろう。
さらに熱が加わるわけだから軟らかすぎたりしないのかな?ゆでる時間を短くすれば大丈夫?
次回、温製も試してみようと思います。
さりげに「ゆで時間1、2分」と、ガス代の節約になるというメリットもありますんで、これからいつものゆで方と使い分けしていこう。
テクニックもまったく必要ございませんので、みなさんも気が向いたら一度お試しあれ。
—–追記(2013.8.28)————–
その後、温かいのも試してみました。
ゆで時間を1分としておりましたが、温かいパスタだと粉っぽい固めの食感が気になりましたので1分より長く(2~3分かな?)ゆでています。
ほどよいモチモチにするには、時間はあまり意識せずに頃合をみて少し味見してみるのが確かだとわかりました。
モチモチの食感が好きなので、パスタ料理の時は時間がある限りこの方法で作っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
冷製スパ、めでたく夫の得意料理のひとつに認定されました(笑
この調子で、さぼっているイタリア語学習にも身を入れてもらいたいものです。
コメント
おおおおー!目から鱗です(@_@)!!
生パスタは乾燥させているから、それを戻せばよいという
理屈からあってますが、思いつかない!
早速今日あたり試してみます(^_^)/
良い情報ありがとうございますー!
これを読んで、早速作ってみました!
冷製ではなく、暖かいソースだったので
茹で時間を1分にして、フライパンで1分ほどソースと和えました…
が、茹で時間が足りなかったみたいで、普通のアルデンテよりも少し硬めな結果に(T_T)
なんだか悔しいので(笑)近いうちにリベンジします!
casa*さま
casa*さんのその例え、私の方こそ目から鱗です!
乾燥したものを戻す、つまり干し椎茸や切干大根のようなものかーと納得してしまいました。
弾力が出るのも同じ原理??
最初に水につけてしまえばあとは手間いらずなので、ぜひぜひ一度試してみてください。
スパゲッティだけでなく、いろんな種類のパスタでこの方法使えるみたいですよ^-^
えみりんさま
おぉ!早速試してくださったのですね。
ありがとうございます!!
硬いのはもしかすると、水につける時間を延ばすほうがいいかもしれません。
もちあげて折れてしまうくらいだと、まだ芯が残っているということなので、きれいにしなるまで放置で^^
いろんな人のレポートを見てると3~4時間くらいつけるという人も多いみたいです。
あとはパスタの太さも関係あるのかもですね。
う~、次回は成功しますように…。