ネイリスト検定のモデルを経験、そして当日の失敗

スポンサーリンク

今年の7月3連休は、ちょっと特別な経験をしました。

これからネイリストを目指す知人から、ネイリスト検定のモデルを頼まれたんです。

 

私の手は子どもみたいに指が短くてシワっぽく爪も小さな丸いタイプなので、とてもじゃないけどネイルが映える手ではないんですよね。

爪の形が合否にかかわるなら辞退しようと思ってたんです。そこでネイリスト検定の情報を調べてみたのですが、知人が受ける3級は「基礎的なことが出来るか」という試験内容で、モデルの爪の形はシビアには問われないようだったので引き受けることにしました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ネイリスト検定のモデルを経験、そして当日の失敗

試験は3連休の中日だったので、連休初日は知人のスクールに同行し、本番の流れを通し練習、そして当日の仕込みをしました。

 

これが前日の仕込み。

 

 

ネイリスト検定3級仕込み

お見苦しい画像ですみません…。

赤ポリッシュ、いわゆるマニキュアを全部の指に塗ってもらいました。

 

試験当日は、手指の消毒をしてこのポリッシュを落とすところから始まります。

スルッと落ちるように爪の表面を磨いてもらい、自分の爪じゃないみたいにピカピカになりましたよ。

試験までにせっかく綺麗に塗ってもらったポリッシュに傷がついたらどうしようかと不安だったのですが、生活傷がつくのはOKらしいです。

家に着いた時にはすでに表面に多数の傷がついてました…。バッグの中をゴソゴソしたり、財布からお金を取り出したりするときについたみたい。

 

 

そして試験当日。

知人の実技は前日の練習時よりもいい感じで進んでいきました。

前日に先生にアドバイスを受けていた絵の具で描く「花」の課題も順調に描けて一安心。

 

しかしラスト10分のコールがあり、一番最後の工程である見直しを行っていたときにそれは起こってしまいました。

なんと、花のアートを描いた爪が知人の手に当たってしまったんです。

トップコートがまだ乾いておらず、花の絵は潰れてしまいました。

その時の知人の絶望的な顔が忘れられません。

コール5分前がかかったところで知人は慌てて絵の具を出すところからやり直し、なんとか花の絵を描いてトップコートを塗り終わったのですが、正直、絵は最初の方が良く描けていました。

 

私が指の曲げ方にもっと気をつかえば防げたかもしれないと、申し訳なくて心臓がバクバクしました。

審査では3人の試験管が見に来られたのですが、1人の方はアートを二度見しておられたのでやっぱり何かひっかかる事があったのかもしれません。別室に待機していた知人が気にするといけないので知人にはそのことは言いませんでしたが…。

 

その夜は寝られませんでした。

もし不合格だった場合に、私はどんなお詫びをすればいいんだろう。

未だに回答が出ず苦しいのでブログで吐き出してしまいました。

今はとにかく知人の合格を祈るのみです。

 

 

最後はちょっと暗い話になってしまいましたが、久々の検定の場は良い意味で刺激になりました。

実際に受験するのは知人なのですが、試験管が近づいてこられるたびに私もドキドキ緊張。一緒に試験を受けている気持ちになってましたよ。

そして受験生の方たちの、何かに目標を持って取り組んでおられる顔つきが生き生きして印象的でした。

私も何かに熱中したいなあという気持ちが再燃してきた三連休でした。

◆2019.8.14追記
知人から”合格”の連絡がきましたー!
ほんとうにほんとうに良かった…。
残り時間5分でのアクシデントにも、諦めず、その時にできるだけのことをやりきった知人の姿は私のお手本になりました。
心からおめでとう。

コメント