プランもほぼ確定し、先日の打ち合わせでは見積もりを出すために仕様や設備を選んできました。
ここで最初の要望の時から悩んでいたことが解決。
そう、我々施主の永遠の悩み「水まわりの床」について、ついに心を決めたのでした。
ブログ村テーマ
タイルのおはなし。
*ウォールナット*
私が考えていた水回りの床プラン
まずはじめに、要望書作成の時に私が漠然と考えていた「水まわりの床」はこんな感じでした。
- キッチン: 床暖いれないので寒いのはイヤ。汚れを掃除しやすい素材 →クッションフロア?
- 脱衣所:水、湿気に強い。寒くない →クッションフロア?
- トイレ:水をながして丸洗いしたい →タイル?
床材にどんな種類があるのかよく知らなかったので私が考えられるのはこのあたりの素材だったのですが、ここは気になるところなのでちゃんと設計担当さんにアドバイスをもらいながら決めようと思っていました。
そしてそれぞれ決定したのがこれらです。
水周りの床材はこれにしました
キッチン床が決定
【決定】無垢フローリング
うちがオープンキッチンなこともあり、まずは第一にリビングから見えても違和感のない「無垢」がいいかなと思いました。
単純に木の床が好きっていうのもありますしね。
でも気になるのは「油はね、水はね」などの汚れです。無垢は傷や染みがつきやすいといわれますもんね。
ほんとにほんとに無垢でいいのか?
少し迷いも残るので、傷や染みに対してどんな対策があるのかちょっと考えてみました
- 汚れ、傷が付かないようにキッチンマットを敷く
- 汚れ、傷を気にしない
- やっぱり掃除のしやすさ重視できれいに保てる他の素材に変える
この中で無難なのは「1.汚れ、傷が付かないようにキッチンマットを敷く」でしょうか。
我が家も汚れ防止でマットを敷きたいところなのですが…
でもマット敷くと、せっかく の無垢が隠れちゃうよね?
無垢の素材感が好きだから無垢にしたいのに、汚れたら嫌だと隠してしまうのはなんだかね。
これはもうキッチン床は汚れるものと割り切って「2.汚れ、傷を気にしない」でいくべき?
余談ですが、ネットでキッチン床について調べてみると「マット敷く派」と「マット敷かない派」にわかれるみたいですね。
《マット敷く派》 床が汚れたらいやじゃない。冬はマットあると暖かいし。
《マット敷かない派》 見た目が好きでないし、危ないし。そもそもなんで必要なの?
それぞれこんな風に思っているみたいです。
そして「敷かない派」のみなさんの普段のお手入れが参考になりました。
《敷かない派のみなさんのお手入れ》
- 油を使う時には使い捨ての新聞を床に敷く
- クイックルを常備しておいて毎日終わりにサッと拭き掃除
- 汚れたらすぐにふき取る
↓完成したキッチンの床はこちら↓
脱衣所床が決定
【決定】無垢フローリング
「水、湿気に強い」「寒くない」という条件だとクッションフロアが無難かなぁと考えていました。
しかし設計担当さんがおすすめしてくださったのは「無垢フローリング」です。
Q.あれ?脱衣所は湿気が多いから木だと心配なんですけど…。
A.設計担当「だから無垢なんですよ!」
《設計担当さんの説明要約》
木には調湿作用があるから水を吸ってくれる。らしい。
Q.でも木だとカビが生えたり、腐ったりするって聞きますよ?
A.設計担当「マットを敷きっぱなしにしたらそうなりますね。」
これだけの説明でしたが、ちょっと納得しました。
檜風呂とか、サウナとか、水気多いけど確かに木を多用してますもんね。(←検討違いならスミマ セン。。)
- マットを毎回干す
- お風呂の後は換気する。
普通にそういうことをやっていれば大丈夫なのかなと無垢でいくことにしました。
ただ、染みや反りは仕方ないみたいなのでそれは受け入れようと思います。
木の種類は檜で。
壁、天井も杉にすると更に効果があるそうですが、予算の都合でそれは見送りに。
正直いえば決定した今もまだ「ほんとかな?」という部分があるのですが、1世紀以上に渡って木の家を作り続けておられるこの会社なので「私の思い込み知識」よりも確かな知識を持っておられるはず。
ここは設計担当さんを信頼して、ドンと任せたいと思います。
↓完成した脱衣所の床はこちら↓
トイレ床が決定
【決定】クッションフロア
今のトイレ、ユニットバスのトイレ版みたいな感じで壁も床もそして便器も、水でゴシゴシ洗い流せるんです。
おしゃれではないけどそれが便利すぎるので、トイレはタイルに排水口をつけて水洗いできるようにしたいと思っていました。
で、それを要望として伝えたところ、まさかの反対意見。
設計担当さんの説明によると、タイルにした場合は床下をコンクリートで固めてしまうので床下にもぐりこめなくなり、なにかとやっかいなことが出てくるそうです。
でもねでもね、昔のトイレってタイルが多かった気がするのだけど…。(うちの実家もそうだったし)
ちょっと腑に落ちないのですが、素人にはわからない理由があるのだろうとタイルは諦めました。
ではトイレの床は何にするか?
設計担当さんは、基本、床は無垢推しなのですが今回はあまりすすめてきません。
「トイレだけはやはりきれいに掃除できる方がいいと思います。」と拭き掃除ができる、床にクッションフロア、壁はクロスを提案されました。
これは私も同意。
『きれいに掃除ができる』を重視したいので、提案通り水拭きできる素材でいく予定です。
側面にキッチンパネルを張るというアイデアもあるらしいですが、一旦はCFとクロスでいってみます。
気が向いたらDIYしてみるかな。
↓完成したトイレの床はこちら↓

このような内容でわが家の水周り床は決定したわけですが、最初に私が考えていた素材がことごとく変更になってますね…。
期待通りの効果があるのかはまだわかりませんが、今は住み心地が楽しみでもあります。
↓↓自然素材を使った家造りの記事がたくさん読めますよ↓↓
ブログ村テーマ
無垢の素材の家つくり
注文住宅の床
最後まで読んでくださってありがとうございます。
見積もりのためにざっくりと設備を決めたわけですが、ほんと決めることが多いですね^^;
すでに工務店おまかせのものがチラホラと出てまいりました…
コメント
こんばんは!
うちは洗面所とトイレは無垢ですよ。(それも壁も天井もです)
もちろん最初はびっくりしましたよ!こんなに木ばっかりで大丈夫なのかな?ってね。
でも、14年過ぎましたけど心配するほどでもないくらい平気です。
もちろん、換気はもちろん風通しはよくするし、マット必要のない時以外はひきません。
人様が来たときはびっくりされますけどね。(^^)
でも、トイレはやっぱり・・普通にクロスやクッションフロアのほうがいいと思います。(今はいいですが、子供が小さい頃はおしっこ失敗とかした後はしっかりしておかないと匂いが大変でしたからー)
runさま
こんばんは。
コメントをありがとうございます!
runさんのお宅は洗面もトイレも無垢なのですか!
しかも壁も天井も木を使っておられるなら、うちの設計担当さんがおっしゃるように抜群の調湿効果を発揮しておられるんでしょうかね。
14年後も快適そうなので、私も安心しました。
換気やマットの敷きっぱなしにはやっぱり気をつけたほうがよいのですね。
今、うちの風呂場にはマット敷きっぱなしだわ。。
きちんと干場を作って対処しようと思います。
そしてトイレは木だとにおいがついちゃうんですか。
大人2人だから子どもさんがいるご家庭ほど汚れないのかもしれませんが、掃除を気にするならやっぱりふき取れる物のほうがいいのかな?
無垢床トイレの見た目も捨てがたいんですけどね^^;(実際、うちの工務店の3割くらいはトイレも無垢にするそうです)
貴重なアドバイスをたくさんいただきありがとうございます。
おかげさまで無垢の洗面で自信を持ってすすめていくことができます!
なるほど、意外と水回りも無垢でいけるんですね!!
施工会社の経験に裏打ちされたアドバイスや、実際に長年使ってらっしゃる方の言葉は
説得力がありますね~ (*^_^*)
キッチンの床、LDからの見た目が気になるのも分かります!!
ウチはペニンシュラキッチンで、LDから見えないのもあって 床はコルクタイルに
してしまったのですが… 見えるなら、やっぱり無垢にしていたと思います。
無垢床のキッチン&脱衣所、楽しみですね ♪♪
キッチンマットは、私は「引く」と「引かない」派の中間くらいです。
タオル地のバスマットを1枚、洗い物をするときはシンク前に & 調理するときはコンロ前に
足でスススーと移動させてます (笑)
で、一日の終わりに 洗濯機にブッこんでお終いです m(_ _)m
(ウチのブログからリンク貼らせていただきました。ご迷惑でしたら仰って下さいね)
しましまさま
イメージだけで水場に木はNGだと思っていました^-^;
経験談を工務店やこちらのコメントで聴くことができ、無垢でいこうという自信がだんだんついてきました!
LDからの見た目はやっぱり気になりますよね。
違う素材にするとして、切り替え部分が美しいならOKなのですが、うちの工務店での施工例を確認することができなかったので無難に同じ素材としてしまいました。
しましまさんのお台所はコルクなのですか~。
工務店さんからコルクも紹介されましたよ!
説明を聴いて機能的に良さそうだなぁと思ったのですが、予算の関係でうちでは採用ならずでした;;
キッチンマットのアイデア、とっても良いですね!!
手軽なものをキッチン使うときだけ敷くようにすれば、普段は目にすることもないし、たいそうなマットじゃないから気軽に洗濯できそうだしね!
これ、うちでも採用させてください^^
リンクの件、ありがとうございます!
こちらからもぜひ貼らせていただきますね♪
水廻りの素材、当初とは意外なものに仮決定なのですね!
設計担当さんの「だから無垢なんですよ!」妙に説得力 笑
私もイメージだけで、水廻りに樹はちょっと・・・と思っていたけれど
樹が持つ性質を考えればなんの違和感もないのかも。
ただ、やっぱりトイレだけは避けたほうが良さそうですね。
我が家も建築家さんは無垢床押しでしたが、
私が違った雰囲気の空間にしたかったので断ってフロアタイルに。
私もずぼら性格から考えても良かったかなーと思います。
キッチンの水はね・油はね、しましまさんのアイデア私も頂きたいー!
ぱっと洗えるものだと毎日洗濯できるし、それポイントですね。
油ものは古新聞か、メモメモです。
みいやんさん邸の水廻り、楽しみです♪
casa*さま
ほんとに、予定外の床となってしまいました。
うちの工務店さんの木の知識に関しては私も信頼していますんで、ここは提案のようにしてみました~^^
(ほんとはやっぱり不安が残って、後からネットで調べちゃったのは内緒です。。でも同じように木材に詳しい人が薦めておられたので安心しました)
これからマット、お風呂上りに敷きっぱなさないことを習慣にしていきます!
洗面や脱衣は床で雰囲気がずいぶん変わってきますよね。
そういうところでイメージを作っていくのも楽しそう~。
casa*さんのお宅はお風呂の戸もかっこいいし、素敵なスペースになりそうですね。
私はもう見た目をあきらめて機能性に走ることにしました^^;
しましまさんのキッチンマットのアイデアはナイスですよね!
お風呂も合わせて、じゃぶじゃぶ洗えるマットをたくさん用意せねば(笑
今使ってるよれよれのバスタオルをこっちに降格というのもありですかね?
とりあえず捨てずに持っていこう^^