手作りのジャムを楽しむ【レモンジャム編】

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レモンジャム

2年ぶりに作りました。

レモンのマーマレードジャム

 

今年はこれを作るために、国産無農薬のレモンを取り寄せましたからね!

国産レモン取り寄せ

こんなにたくさん!!

 

無農薬だからか、皮の状態があまりよくないものも混じっています。

この中から綺麗な皮のものを選んで作ってみました。

 

今回のブログは、出来上がりまで夫と私ががんばった記録です(笑)

なんせ途中でお昼休憩を挟むくらい長時間がんばりましたから。(3時間弱ほどかかりました)

 

ペクチンの作り方でこちらのブログを参考にいたしました。

【参考】

 

 

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レモンジャム材料 (275ml2瓶分)

  • 無農薬レモン (小玉 7個)
  • グラニュー糖 (表皮、果肉、ペクチンの重さ合計の65%)
  • 水 

砂糖の種類は他のものでも可能です。前回は三温糖で作り琥珀色のコクのあるジャムができました。

今回はクセのないグラニュー糖を使用しています。

また砂糖の量ですが、表皮・ペクチン・果肉の3つの重さを量って決めました

 

 

レモンジャムの作り方

レモンを洗う

1.レモンを洗う

今回はマーマレードなので、皮も使うから塩でゴシゴシとよく洗います。

 

 

レモンを切り分ける

2.レモンを8等分に切り分ける

ヘタを落としたレモンを、縦に8等分に切ります。

この時に果肉から種が落ちますが、後からペクチンを取るのに使うのでとっておいてください。

 

 

レモンの皮

3.皮を剥く

8等分に切り分けたレモンの皮を剥きます。

まずは白いワタと果肉の境目で剥いてください。

その後、皮からワタを取り除き黄色の表皮だけにします。

この時、苦味が苦手な方はできるだけ白い部分を残さないように薄くすれば苦味が抑えられますよ。

白いワタは後でペクチンを取るのに使うので取っておいてください。

 

 

レモンの皮細切り

4.黄色の表皮を細く切り重さを量る

3の黄色表皮を細く刻みます。

前回作った時は少し太めだったのですが、皮が硬くて口当たりが悪かったので今回はがんばって細く切りました。

その後、重さを量っておきます。

 

 

レモンピールを煮る

5.皮の苦味を取り除く

鍋に4の皮とたっぷりの水をいれ強火にかけます。

沸騰したらザルにあけ茹でこぼします。これを3回繰り返し、皮だけを器にとっておきます。

 

 

レモン果実

6.実をはずす

果肉の方は、房から実をはずします。

この時、果汁がかなりこぼれるので大き目のボールを使ったほうが楽です。

種と房の薄皮は後から使うので取っておきます。

 

 

ペクチン液を作る

7.ペクチン液を作る準備

鍋に白いワタ、種、房の薄皮を鍋に入れ、たっぷりの水を注いで強火にかけます。

沸騰したらザルにあけて湯でこぼしを行います。

これを3回おこない、ワタを少し食べてみて苦くなければOKです。

苦いのが苦手な方は、更に数回茹でこぼしをおこなってくださいね~。

最後にこのワタ、種、薄皮の重さを量っておきます。

 

 

ペクチン液できあがり

8.ペクチン液を作る

鍋に7(ワタ、種、薄皮)と、先ほど量ったその重さ合計の4倍の水+その重さの1/3の果汁をいれて火にかけます。

沸騰後は弱火にして30~40分茹でます。蓋をして水分が逃げないように。

ワタを触ってみて溶けるようになったら、ザルや布きんで濾します。

その後は絶対に絞らないように!苦くなりますよ~。

 

 

9.砂糖の量を決める

果肉、果汁、ペクチン、表皮を合わせた重さを量ります。

その合計の重さに対し、65%の砂糖の量とします。

私は65%で作りましたが、それでも酸味が強かったので酸っぱいのが苦手な方はもっと増やしてくださいね。

 

 

レモンジャム鍋で煮る

10.鍋で煮る

ステンレスやホーローの鍋に、果肉+果汁の半分量(適当で大丈夫)、表皮、砂糖を入れ強火にかけます。

沸騰したら中火にし、アクを取りながら10~15分煮ます。

少しとろみが出てきたらペクチンと、残りの果肉+果汁を入れて好みの硬さに煮込みます。

 

 

煮沸消毒した瓶

瓶は煮沸消毒しておきました。

保存するなら、ここに熱いうちにつめて脱気をおこないます。

 

 

レモンジャム完成

11.レモンのマーマレードジャム完成

 

 

レモンジャム食後の感想

ああ、やっぱり美味しい。

このジャムが好きすぎて辛いです…。

今の時期にしか食べられないなんて…。

 

たくさん作りたいという願望のせいで、保存用の瓶を買いすぎてしまいました。

レモンジャム保存

できあがったのは2瓶だけ。

なのに欲望にまかせて10瓶も買ってしまった…。

なぜ冷静になれなかった、私…。

 

前回作った時にはワタが残った状態だったので少し苦味を感じました。

今回は念入りに白い部分を取り茹でこぼしも数回行ったので苦味は感じず、酸っぱさが印象的なジャムになりました。

(でも夫はこれでも苦いらしい…)

私はこの爽やかな酸味が好みなので、今回のレモンジャムには満足です。

 

ちょっと好奇心で、「レモンジャムの作り方」を紹介しているイタリアサイトを見てみたのですが、あちらはワタも取り除かないんですね

苦味があるマーマレードが好まれるのかな。

どんな味になるのか食べてみたいので、いつかうちでも作ってみよう。

 

—–追記(2018.4.30)————–

イタリアサイトのレシピを見ながら、『本場のレモンマーマレード』を作ってみました!

手作りのジャムを楽しむ【レモンマーマレード編】
イタリア人がブログで紹介しているレシピを翻訳して作った、本場のレモンマーマレードの作り方です。

 

 

失敗した点

  • レモンジャムは作るのに時間がかかることがわかっていたのに午前中の中途半端な時間から始めてしまい、お昼ご飯で途中中断することになってしまった。
  • 大きな瓶を買いすぎて食べきるのが大変。半分の130mlくらいにしておけばよかった。
  • 手ごろなホーロー、ステンレス鍋を持っていないので、アルミ鍋でしなくてはならなかった。

レモンジャムは他のジャムと違い、皮の切り分けや苦み抜きの茹でこぼしを何度もおこなうせいで作成時間が結構かかります

まとまった時間がある時に作らないとだめですね。

 

瓶の大きさについては、1瓶を1週間程度で食べきってしまいたいので200mlより小さいものにすればよかったです

といっても、ホームセンターで売られていたものの中で最小がこれだったんですけどね…。ネットで探して買えばよかったなぁ。

 

作る時の鍋ですが、レモンジャムは酸が強いのでアルミ鍋は使わないほうがいいのだけど、手ごろな大きさのステンレスやホーロー鍋を持っていないので果汁を大量に煮る工程以外はアルミ鍋ですることになりました。

かといって、この為に鍋を買い足すのもね。鍋に関しては仕方がないのかな。

 

 

終わりに

手間がかかるレモンジャムですが、手間に見合うおいしさなので来年もぜひまた作りたいです。

私が住む地域では家庭で柑橘の樹を育てておられる方が多く、この季節、庭にレモンがなっているお宅を見るたびに「どんな料理に使っているんだろう?」と想像を膨らませております。

他の柑橘で作るジャムもおいしそうですよね。

手に入ったらぜひ他の柑橘でも作ってみたいなぁ。

 

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