夫が仕事の帰りにお土産を買ってきてくれました。
『喜八洲総本舗』のみたらし団子です。
喜八洲さんのみたらし団子は「大阪でみたらし団子といえば、ここ」と言える、みたらし団子の名店のひとつです。(大阪はみたらし団子の美味しいお店が割と多いらしく、大阪に遊びにきた友人もよくお土産に買って帰ってます)

ここの団子の特徴は、俵型の団子にしっかり付いた焦げ目の香ばしさ。
それから昆布出汁がきいた甘めのタレです。(この”甘め”というのは砂糖が多く甘だるいという意味ではなく、醤油辛さとの比較です。全体にはあっさり目の甘さ)
注文してから団子をあぶってくれるので、手渡してくれる団子はホカホカあったかく、柔らか~い食感がたのしめます。
温めると出汁風味もほんのり合わさり、1本では止まらない美味しさなんです!
…が、
夫が家に帰る頃には、温かかったみたらし団子も冷めちゃってるんですよね。
柔らかく風味豊かな団子をもう一度!と思うのですが、うちには電子レンジが無い!!
焼き鳥みたいにフライパンやオーブンで焼いて温め直した場合、焼き鳥と違ってタレが焦げてしまってはみたらし本来の美味しさが味わえない。
タレが絡んだ団子もうまく中まで温まらないだろうし…。
で、悩んで試してみた方法がうまくいったので紹介します。
電子レンジなしでタレ付きのものを温め直す方法
試した方法は、「フライパンで蒸し焼きにする」ことでした。
最初、アルミホイルに団子を並べて蓋をして弱火でじわじわ温めるのはどうだろうと思ったのですが、すぐにタレが焦げ付いてきたので失敗。
やっぱり蒸気が必要なんだろうなと、アルミホイルの下に水を入れることにしました。
アルミホイルをめくって団子が浸からない程度に水を加えます。
蓋をして最初は強火、沸騰したら中火にします。
蒸す時間は沸騰してから5分ほどでしょうか。
途中で水がなくなりそうになったら、少しずつ足しながら柔らかくなるまで火にかけておきます。
温め完了!画像ではわかりませんが、ほどよく湯気がたっていましたよ。
よく見るとアルミホイルに蒸気がついていますね。
そして冷えて固まっていたタレがほどよくゆるんで団子に絡まっています。
もしタレが蒸気で水っぽくなりすぎていたら、この蓋をあけた状態で水分を飛ばすつもりでしたが今回はこのままで大丈夫でしょう。
この後早速いただきましたが、思ったとおり団子が柔らか~くタレと混ざって美味しさが復活しました。
フライパンを使った温めは「蒸す+焼く(水分飛ばし)」の時に使えそうです。
電子レンジがないことについて、「無いと不便でしょう?」とよく言われますが、実家を出てからほぼレンジ無し生活なので無いことが普通な感覚なんですよ。
職場では冷えたお弁当を温めるのに電子レンジを使っていますが、その時はさすがに「便利だな~」と思いますけどね。
ちょっと不便だと感じるのは『温めるだけで食べられる冷凍食品』に電子レンジ対応の物が増えてきたこと。食品によってはレンジを使わずに温める方法に頭を悩ませています。あんかけ焼きそばとかスパゲティとか…。
上で紹介した蒸し焼きの方法が使えそうなので一度試してみようかな。
これから生活スタイルが変わったら、うちでもレンジは必須になってくるかもしれないなあと冷食を選ぶ時にいつも思ってます。

ところで、電子レンジを使っている方にもぜひおすすめしたいのが、寒いこの季節、肉まんを鍋で温める方法です。
これは蒸して温めた方が絶対おいしいですよ!
以前にブログで紹介しているのでよろしければご覧くださいませ。

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