手作りのジャムを楽しむ【ジューンベリージャム編】

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ジューンベリーの木

 

2015年に植えたジューンベリーの木に、初めて実がなりました。

植えた時は40センチほどの、1本のひょろっとした木だったのに、二年目でワサワサと枝を増やしてこんなに存在感が。

 

それでもまだ高さが1.6メートルほどしかないので食べられる量の実は期待できないかなと思っていたのですが、思ったよりもたくさん実をつけてくれたんです。

だからこの間友人が遊びにきてくれた時に、パン用にとジャムをちょこっとこしらえてみましたよ。

—–追記(2018.5.27)————–

今年は別の作り方で作りました。粒を残す方法です。
私も夫も粒を残した方が好みだったので、その作り方を『追記』として加筆しておきます。よろしければご参考にどうぞ。

 

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手作りのジャムを楽しむ【ジューンベリージャム編】

ジューンベリージャム材料

  • ジューンベリーの実 (今回は166gで作りました)
  • グラニュー糖 (ジューンベリーの重さの30% 今回は50g)
  • レモン果汁 (市販のレモン果汁を小さじ1ほど使いました)

 

これでできたジャムは140ml 1個です。

 

ジューンベリージャムの作り方

ジューンベリーをよく洗う

1.実を洗って傷んだものを取り除く

 

できるだけよく熟れた黒っぽい実を選んで摘みました。

中には鳥につつかれたりして傷んだ実も混ざっていたので、よく洗った後に傷んだものは取り除きました。

ここで実の重さを計っておきます。

 

 

ジューンベリーに砂糖をまぶす

2.ジューンベリーに砂糖をまぶして置く

(1)のジューンベリーの重さに対して砂糖の量を決めます。

容器の中で砂糖とジューンベリーを混ぜてしばらく置きます。今回1時間おいてみましたが、他の果物のように水分がたくさん出てこないんですよ。

砂糖がしっとりしたんだけど、こんなものなのかしら…。

このまま待っても変わりなさそうなのでもう炊いてしまおう。

—–追記(2018.5.27)————–

ジューンベリーに砂糖
翌年2018年は砂糖をまぜてから丸1日置いてみました。
ジューンベリーからほどよく水分が出て、砂糖の粒はほぼ溶けてなくなりました。

 

 

 

ジューンベリーと砂糖を鍋に

3.ジューンベリーを鍋に入れて火にかける

 

レモン汁を入れるので鍋はアルミを避けました。

少量を煮るのにちょうどいい大きさのタジン鍋がうちにあるので、少しのジャムを作る時はこれを使うようにしています。

 

鍋が温まると、いよいよ水分がでてきましたよ。

 

 

 

ジューンベリージャムを煮る

4.少し柔らかくなるまで煮る

 

少し強い目の火でサッと煮ます。

目安はジューンベリーの実が力をこめなくても潰れるくらい。

—–追記(2018.5.27)————–

ジューンベリーの粒を残して作る場合、このまま15分ほど煮ます。

 

 

ジューンベリーをザルでこす

5.ジューンベリーを裏ごしする

 

ジューンベリーを木からつまみ食いした時に種の口当たりが気になったので、種を取り除くために裏ごしすることにしました。

(いろんな作り方を参考にさせてもらいましたが、気にならなければ種はそのままジャムにしても大丈夫なようです)

—–追記(2018.5.27)————–

粒(種)を残した方法でジャムにしてみました。
結論、『粒(種)を残して作ったジャムのほうが好み』でした。

 

 

 

裏ごし器がうちにはないので、いつもザルを使っています。

 

ジューンベリーの種

裏ごしした後。

これほとんどが種ですよね…。

—–追記(2018.5.27)————–

ジューンベリーの粒を残して作る場合、この工程はとばしてください。裏ごしはしません。

 

 

 

ジューンベリーを再び煮る

6.種を取り除いたジューンベリーを再び煮る

種を取り除くために裏ごししたジューンベリー。さらさらと滑らかなシロップのようです。

再び鍋に入れて、強火で煮ます。

少しするととろみがついてくるので、火からおろすまえにレモン果汁を加えてサッと煮たら出来上がり。

—–追記(2018.5.27)————–

ジューンベリーの粒を残して作る場合、二度火にかける必要はありません。最初に15分ほど煮込むだけでOKです。
最後にレモン果汁は加えてくださいね。

 

 

ジューンベリージャムの瓶詰

7.ジューンベリージャムを瓶に詰める

出来上がったジャムを瓶に詰めます。

長期間保存をするのであれば、瓶の消毒や密閉作業を。

私は今回はすぐに食べる為に少量しか作っていませんでしたので、普通に洗って乾かした瓶に入れました。

 

 

ジャム作りについて調べてわかったこと

  • とろみを付けるには一定量のレモン(酸)と砂糖が必要。
  • しかし果物によってはレモンを入れなくても大丈夫な物もある(イチヂク、桃、バナナ等は入れないとだめみたい)
  • レモンには果物の色止めの役割もある
  • レモンがない場合は酢、食用クエン酸などで代用可能
  • 本格的に保存をするには、大量の砂糖(糖度65%以上)と念入りな瓶消毒が必要
  • 使う砂糖によって味わい、色が変わる
  • 火加減は強めの火で一気に炊き上げる。弱火で長時間煮ると色や風味が飛んでしまう
  • にごりの素になるアクは丁寧に取り除く
  • 煮る時の鍋は酸に強いもので(ホーロー、ステンレスなど)
  • 加熱している時はサラサラな状態でも、冷めると割とかたくなる
  • ジャムを保存する場合、大瓶に入れるよりも小分けにして一瓶を早く使いきった方がよい
  • 保存する場合、容器いっぱいまで詰めて空気を入れないようにした方が痛みにくい

 

ジューンベリージャム食後の感想

種なしジューンベリージャム感想

ジューンベリージャムをヨーグルトにかけて

想像以上にとろみがついたのですが、実が残っていない滑らかな状態なのでパンと食べるよりもフルーツソースみたいにヨーグルトにかける方が好みかなと、このようにヨーグルトと食べてみました。

 

ジューンベリーの味は今まで食べたことのない味。

私が住む地域では苺かブルーベリーしか簡単に手に入らないから、知っているベリー系の味が少ないのです(笑)

それでも、「確かにこれはベリーの仲間だわ」と感じるのが不思議。

 

—–追記(2018.5.27)————–

果実まるごとジューンベリージャム感想

粒ジューンベリージャムを朝食に

果実を丸ごとジャムにした今回のジューンベリージャム。

ひとことで言うと、「こちらの方が好き」です。

 

ジューンベリーって、さくらんぼやローズヒップみたいな味がするんですね。粒が残ったこのジャムの状態だとそれがよくわかりました。

気になる『種』は、ハードパンと一緒に食べたせいか全く気になりませんでしたよ。

わが家は来年もこちらの方法で作る予定です。

 

 

ジューンベリージャムをドリンクに

残りのジューンベリージャムは、ソーダ水で割って『ジューンベリーソーダ』にしてみました。

たぶんね、このソーダはピンクの中に泡がシュワシュワとしていてガラスのコップで飲んだら可愛さ抜群だと思うんですよ。

でも私が持っているのはこんなコップだから…

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このコップでは乙女のドリンクの可愛さが楽しめないのです…。

うーん、中身が透けて見えるコップを手に入れなくちゃ!

—–追記(2018.5.27)————–

ジューンベリーソーダ
透明コップを購入しました!
やっぱり見た目が可愛くていいですね。

 

 

 

ジューンベリージャム、見た目がきれいなところが気に入りました。

来年もし、もっとたくさんの実をつけてくれたら保存用にたくさん作りたいな。

期待を込めて、この後もしっかりお世話します!

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