今の家に引っ越したら、思いがけず『行きつけの店』というものができました。
これまで”行きつけ”を持つことにはこだわっていなかったのですが、あればあったで結構いいもんですね。
もしも行きつけの店ができたなら
こんな良いことがありました
まず、行きつけのお店その1「珈琲豆屋」。
コーヒー初心者の私達にいちから道具のそろえ方、コーヒーの淹れ方をアドバイスしてくれました。
おいしいコーヒーを目指すなら、まずは温度計や量りを使うとよいと教えてくれたのはこの店のマスターです。
おかげさまで、今では家にきてくれた人に自分たちが淹れたコーヒーを出せるくらいにまで上達しました。(最初の頃は淹れ方がヘタで人様に出せるものではなく、やせ我慢して夫と2人で美味しいと飲んでいたの…)
豆を買う時の相談にものってくれ、お気に入りの豆が見つかりました。
自分は苦めの味わいが好みだと思っていたんだけど、マスターの感想を参考にいろんな種類を飲み比べてみると本当に好きなのはフルーティーなものだということがわかったんですよね。嬉しい発見でした。
コーヒーのことだけじゃなく、いつも豆を買いに行く度にご近所のお店やいろんな情報を教えてもらっています。
マスター夫妻は他のお客さんからたくさんの情報をもらうらしく、かなりの情報通なんですよ。
引越したてで、このあたりの地域のことを知らない身にはとても助かります。
そしてなにより、サービスで出してくれるコーヒーを飲みながらこういったことをお喋りする時間が楽しい!いつもこれを楽しみに豆を買いに行ってます。
行きつけのお店その2は『ホームセンター』。
「すみません~!荷物の積み込み、手伝ってもらっていい?」と、重い物を運ぶのを手伝ってもらうのに声をかけやすくなりました。
この顔見知りの店員さんに言えば軽トラを顔パスで借りられることも。(これがメリットかといえば何とも言えませんが…)
またある時は、「(店)今日は寄植えが目玉なんですよ!やっていきません?」と教えてくれました。おかげで、上の画像のようなかわいい寄植えを鉢の値段だけで作ることができたんですよね。
ホームセンターを見るのが趣味なら、お買い得情報を教えてもらえたり、製品のことで相談しやすいのは嬉しい利点です。
ということで、私が感じている行きつけのお店を持つメリットをまとめてみました。
- 製品の相談に乗ってもらいやすい
- 専門的な知識を得られる
- おすすめ、お得情報を教えてもらえる
- 引き取り時間など、少々の融通をきいてもらえる
- 店に行くのが楽しくなる
行きつけの店の作り方
でも行きつけの店ってどうやって作るの?
以前の私ならそう考えたと思います。
結果的に自然と顔見知りになったわけですが、どんなきっかけで顔を覚えてもらったのか考えてみました。
- 休日は毎週通う
- 店員さんと話す
- 店員さんを労う
コーヒー豆店では、美味しいコーヒーを淹れられるようになりたくて毎週のように通ってアドバイスをもらっているうちに、世間話も交わすように。
同じくホームセンターでも休日のたびにDIYの材料を買いに出かけ、大量の砂やらレンガやらを買っていたので「この前の、うまくいきました?」と店員さんから声をかけてくださるようになりました。
ホームセンターの店員さんは重い荷物の積み込みを快く手伝ってくださるのですが、ピンコロ石100個ほどを積んだ時はみなさんヘトヘトで申し訳ない気持ちになってしまいました。
せめてものお礼に、夫がそのまま売り場で栄養ドリンクを買ってきてお渡ししたほどです。
でもこのちょっとした労いを店員さんはとても喜んでくださって。
思い返してみると、これが気さくに声をかけてくださるようになったきっかけだったかもしれません。
顔馴染みになるコツは最初のうちに結構な頻度で通うのと、これは店員さんの性格にもよりますが特にテクニックなどを使わなくても、こちらが親しみを持って接していればそのうち自然と言葉を交わす顔見知りになっていくのかなーという感想です。
これから作りたい行きつけの店
こうして行きつけのお店ができたことで私の趣味も深みを増してきました。
狙って作るまでもないという考えは以前とかわりませんが、できれば今後更に行きつけのお店ができればいいな~と考えています。
これからできればいいなと思うのはまずはこんなお店かな…
- パン屋
- 花屋
- 飲食店
私の好きなものばかりです。
パン屋は「休日の朝にちょっと美味しいパンを食べることが楽しみ」なので、頻繁に通いやすい店がみつかればいいなと思っています。
花屋はそのまんま「園芸の相談ができたら嬉しい」です。
飲食店は、食事をしながら店の人や常連さんと世間話をするのが楽しそうなので。
店の雰囲気や店員さんの人柄を含め、何度も通いたくなるような良い店が見つかるかどうかは縁の問題なんですが…。
でも自分が気に入った店と巡りあえたら、店員さんに「またきます!」と声をかけられればいいなぁと思います。
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