以前より『突然、庭の木が枯れたら?』というタイトルで、わが家のイロハモミジが枯れ出してからその後を追っておりました。

イロハモミジにおいてはおそらくこれだという原因もわかり解決しているのですが、この夏はモミジと別の木が枯れてきているんです…。
いや、「この夏は」といいましたが、実は昨年もこの木は葉っぱと枝を枯らしております。
こんな状態で。
夏に枯れてきたヒメシャラと植木屋さんから聞いた対策
夏になって枯れ出したのは『ヒメシャラ』の木。
画像は葉っぱの一部が茶色に枯れておりますが、木の上の方は葉っぱが全部茶色くチリヂリに、枝も生気がなくカサカサと完全に枯れているようです。
でもでも、モミジの件があったので水には気をつけなければと、地植えだけど夏は毎日ホースで水をあげていたんです。
なのになぜ??
ひとつ思い当たったのが、うちの土地は粘土質なので根腐れしているのではないか?ということ。
実際に、地植えにしたシマトネリコが根腐れで弱ったことがあったので、今回もそうかもしれないと考えました。
↑うちの地面の粘土質っぷりを伝えています↑
でもその時と違うのは、ヒメシャラの木を植えてくれたのは植木屋さんなんですよね。
だから植え方の対策はきちんととれているはずなんだけど…。
原因がわからず悶々としていたのですが、ちょうど木を植えてくれた植木屋さんに植栽の消毒を頼んだのでその時にヒメシャラの様子もみてもらうことにしました。
そして当日。
植木屋さんの見立ては…
「うーん、水が足りんのやろうなぁ。」
なにーーーっ!!!
モミジの件があったので、ホースでたっぷり水をあげていたつもりなんだけど…。
植木屋さんが言うには「たくさんあげても、水が全部周りに流れてしまって土に染み込んでいない」とのこと。
念のために「根腐れではないか?」と聞いてみたのですが、この様子は水不足だろうとおっしゃいました。
そして植木屋さんからは水やりの改善方法が伝えられました。
「ひとまずこの2つの水やり方法を試してみましょうか」と。
しっかり水やりできる方法 その1
改善前は木を植えた所の土は平坦になっていました。
この平坦が水が染み込む前に周りに流れ出す原因だったので、『木の周りにドーナツ状に土手(水鉢)を作ると良い』と教わりました。
この時、家には水鉢に使う土がなかったので、植木屋さんが応急処置として根元をぐるりと掘って溝を作ってくれたんです。
すると、今まで水やりの時に横に流れていた水がこの溝に溜まるように。
その水が地面に染み込んだあとはしっかりと土が濡れた色に変化していたので、水鉢があるのとないのとではずいぶん変わるんだなとびっくりです。
しっかり水やりできる方法 その2
もうひとつ教えていただいた方法です。
ホースから水をわずかに出した状態で、根元に1時間ほど置いておくんですって。
1度に大量にあげてもその水は横へと逃げてしまうので、すこーしずつ染み込ませる感じで時間をかけて水やりをすると良いらしい。
だからヒメシャラへの水やりだけは、ホースの先についているシャワーをはずしてチョロチョロと水を出した状態でしばらく放置しています。
これらの方法で土にしっかりと水を染み込ませたら、地植えの場合はしばらくは水をやらなくてもよい状態になるんだそうですよ。
実際、夜にこうして水をやった翌朝はまだ土が濡れた色をしています。
それまでは水をやった翌朝はすでに土が乾燥して白っぽくなっていたので、やっぱり私の水やりの方法がだめだったのかなと思っています。
それに合わせて、このヒメシャラの植えられている場所の条件もあまりよくないみたい。
横がアスファルトなので、照り返しでこのヒメシャラ周辺の気温は高くなっているかもしれないんですって。
違う場所への植え替えは今のところ難しいので、ひとまず教えてもらったとおりの水やりを試して様子を見てみます。
植えてまだ二年目なので根がしっかり張れていないともおっしゃっておられました。
早く良い状態に落ち着いてくれるよう、夏の管理をがんばります。
何か変化がありましたら、あらためてブログでお伝えしますね。
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