夏は日かげ、冬は陽だまりのリビングが実現しました

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見た目が好きで、わが家は『軒の出』を深くとりました

軒を大きく出すことは昔の人の知恵という話しをよく聴くのですが、実際に暮らしはじめてから「軒すごい!」と思うことがたびたびあります

 

 

中でもびっくりしたのが、夏と冬の日差し

 

軒が夏の日差しを遮る

7月24日 午後1時

 

これは夏の午後の画像。

夏は軒が日差しを遮って、部屋の中まで直射日光を入れません。

外壁に日光があたるのもふせいでくれるから、熱で家の中が暑くなることがないんですよね。(もちろん夏の空気は暑いから、室内はそれなりの温度はありますけどね)

 

 

 

では冬は?

 

軒の出と冬の日当たり

12月1日 午後1時

夏と同じ時間の画像なんだけど、ちゃんと陽だまりができています

このおかげで、今は12月ですが昼から夕方にかけては暖房OFFで過ごすことができるんですよ。

この陽だまりがあまりに気持ち良さそうなのでついついここに引き寄せられ、座り込んで作業してしまうことも。

 

 

 

その他に「良かったな」と思うことは、雨の日でも窓を全開にできることでしょうか。

開口部

とにかく窓を開けるのが好きなんです。

家の中を自然風が通り抜けていくのが気持ちよくって。

だから新居もこんなに大きく開口をとりました。

 

今までの住まいだと、雨が降ったら家の中に雨風が吹き込んでくるのですぐに窓を閉めていたのですが、今の家は少々の雨でも洗濯物を軒下に吊るしたまんまほうっておけます

軒が雨を防いでくれるんですね~。

 

窓を開け、家の中から濡れずに雨を感じるのも趣があって良いものですよ。

雨の音、雨の日の空気、濡れた土のにおい、雨にも好きなところがたくさんあります。

軒のおかげでこれらを楽しむことができる。

あぁ、贅沢だなぁ…。

 

 

 

軒の出を深くとることは、高温多湿の風土ならではの工夫なんですね。

雨から建物を守る。

窓を全快にして風を通し、湿気がこもらないようにする。

夏の日差しを遮る。

冬の太陽を利用する。

 

自然の力を利用して、自然と共生する

とっても日本らしい住まい方で、私、満足しております。

 

 

コメント

  1. しましま より:

    この、軒と開口… 本当に惚れ惚れしてしまいますね (*^-^)
    これぞ日本建築というか、ここを拝見していると
    まるでお寺とか、平安時代の貴族のお屋敷にいるような気分です。
    (ずい分 的外れなことを言っていますね… すみません ;;)

    まさに内外一体ですね!!

    目隠しの塀の完成も、おめでとうございます ♪♪
    ますます窓を開けるのが楽しくなってしまいそうで、
    本当にうらやましいです (人´∀`).☆.。.:*・

    軒の良さは、私も しみじみ実感してますが
    寒がり&暑がりなので、春秋以外は なかなか開けられずにいまして ;;
    みいやんさんを見習って、もう少し軒ライフを楽しまなくては…

    • みいやん より:

      しましまさま

      ありがとうございます!

      お寺はね~。
      ちょっと意識していたんですよ(〃▽〃)
      おじいさん・おばあさんっ子だったから、小さい頃は寺に良く連れられていってたので寺に行くと妙に落ち着いて。
      しましまさんのお宅の開口も外に広がりがあって同じようなイメージを感じていますよ。
      しましまさんの場合は庭に植樹があるからいっそう景色がいいなぁと。

      目隠しは「やっとつきました」という感じで喜んでいます。ありがとうございます。
      冬は休日以外は雨戸を閉めっぱなしなんですが、用事もないのに早朝から雨戸をちらっとあけて外をのぞいています(笑

      軒ライフ、いい響きです~。
      新しいスタイルとして確立したいですね。
      軒が冬にこんなに力を発揮してくれるなんて、予想外でした。
      気温が10度以上ある昼間なら暖房なしでもなんとかなりそうです。
      でも日が暮れたら、途端にエアコン、電気ストーブをつけてぬくぬくしているのでエコにはなっていないのかな…^^;

      しましまさんの地域は雪が降るんですよね。
      日に日に寒くなっていますが、ご自愛くださいね。

  2. akari より:

    あ~~お寺・・・なるほど!って思いました!
    何か「懐かしい」感じがするのも、そのイメージがあるからでしょうか?

    それなら、前面は白砂・・・ならぬ白の玉砂利敷き詰め?
    ところどころ、石とリーフ&木で植栽の島を作る・・・とか。
    合いそうだな~って思いました(*´∇`*)
    いやそれとも、玉砂利ではなく、デコボコをわざと作って苔を生やす・・・のも良さそう・・・!
    (京都 野宮神社のじゅうたん苔庭のイメージ)

    って、勝手に妄想してしまいましたがσ(^_^;) 
    どんな風に仕上がっていくのか・・・楽しみです♪

    板塀・・・雰囲気あってイイですね♪
    ウチもしたかった・・・なぁ(;_;)
    当初、希望は出してみたんですけれど・・・「結構値段しますよ?」の一言で断念。。
    というのも、南がちょっとしたひな壇で。しかも変形地な分長さがあり。。
    全部を板塀で施工してもらうとなると・・・相当額しそうだな、と。
    なので、フツーのブロック&フェンスで施工してもらって(それでも結構なお値段する・・・)。
    後から、ところどころDIY?なんて考えているのですが。
    実際やるかどうかは、微妙・・・・・・(;^_^A

    • みいやん より:

      akariさま

      年末年始は家をあけていたため、お返事が大変遅くなってしまいすみません><

      微かですが、お寺っぽいものを感じていただけたら嬉しいです。。
      ここの前面ですが、すでにDIYで雨落ちを作成中なのですよ。
      そしてそのすぐ前には植栽の予定です!
      今のところはですね~
      和とも洋ともいえない盛土の、野性味あふれたワイルドな庭といったところでしょうか(笑

      板塀は「木を張っているだけじゃないの?」と素人の私は思うんですけどね。
      あの価格はなんかすごい土台を使っているのだろうか…。
      もしくは木を切ったりの手間がかかるからでしょうかね?

      塀をお願いする時に費用でしぶっていたら、設計担当さんは何度も生垣をすすめておられましたよ~。
      一番安価でできるらしいです。
      うちがもっと広い庭だったら生垣もアリだったんだけどなぁ。

      DIYで作れたら一番いいですよね。
      これまで道具も持っていなかったDIY超初心者なわが家は、強風で倒れない塀を作れる自信がなかったので即諦めました;;

      akariさんのお庭、変形地なら工夫をこらした使い方ができそうですね!
      今、植栽を考えるのに夢中なので、形を有効利用した花壇とかおもしろそうだなぁと思ってしまいました。
      庭があるのはやっぱりいいですね~。
      akariさんの完成形のお庭、ぜひ見てみたいです。

  3. kiki 23 より:

    こんにちわ。 突然のコメント失礼します。
    この深い軒の話ですが、まさに私が今悩んでいることでして。

    こちらの軒は長さはどのくらいですか?
    我が家は今、建築中なのですが、180 cmの軒が南側についています。

    これは、私が希望したものでは、あるんですが、設計士さんは吹き抜けもあるので、室内は明るいですよ。と言ってみえたのですが、先日、建築中を覗いてみると、とても天気のいい日なのに陽射しが入っていなくて!ショックでした。

    3月なので、もしかしたら、真冬にはもう少し入るのか気になっていて。 
    こちらの写真をみて、うちもこんな感じになると理想だなと思いました。

    素敵なおうちで羨ましいです!

    • みいやん より:

      kiki23さま

      はじめまして。コメントをありがとうございます。

      kiki23さんはお家を建築なさっているところなんですね。
      現場に足を運ぶのがすごく楽しみな時期ですよね!

      わが家の軒ですが、2メートルだと建築士さんがおっしゃっていたのでkiki23さんの建築中の家と同じくらいだと思います。
      周りに障害物があるかとか方位も関係してくるのでしょうが、うちの2メートルの屋根だとこんな風に冬は陽だまりになっております。
      ほんの少しの時季差で日の入り方が違ってくるので、ちょうど現場に行かれた時は太陽がまだ高い位置にあったのかもしれませんね。
      それから、いまの時季とこの記事画像を撮影した12月ではやっぱり12月の方が奥の方まで日が届いていたように思います。
      今は日陰の方が多いかな。

      これは住んでからわかったのですが、モデルハウスなどで見る『吹き抜けの高窓からサンサンとそそぐ陽光』みたいな明るさを新居にイメージして憧れていたら、『軒の出の深い家の明るさ』はちょっと種類が違うんだなと感じました。
      『吹き抜けの高窓からサンサンとそそぐ陽光』を想像していたら、軒のある家は暗く感じるかもしれません…。
      だけど建築士さんに「”室内の明るさ=直接日差しが入る”ではないんですよ。」と言われて、なるほどとうちの明るさを見て思っています。
      大きい開口窓から日差しとは違った明るさを感じられますし、白い壁や天井ができたら更に室内が明るく見えました。吹抜けがあるだけでも随分印象が変わってくると思いますよ!

      夏が過ごし難い地域に住んでいる者としては、軒の本領が発揮されるのはやはり『夏』ですね!!
      日差しをさえぎってくれるので家の中は外より涼しく、冷房なしでも涼しく過ごせています。
      昨年は冷房を入れたのは数日だけでした。
      それとやっぱり、この軒と縁側が”夏休み”を感じさせてくれるんですよ~。
      懐かしい雰囲気が好きであれば、軒を深くするのはおすすめです。

      こんな回答で大丈夫ですか?
      もしわかりづらかった所があれば、遠慮なく声をかけてくださいね~。
      kiki23さんのお家、満足のいくお家にできあがりますように。

  4. kiki 23 より:

    お返事ありがとうございました。
    お礼がおそくなり、申し訳ありません‼

    丁寧なお返事で、悩んでいたことも、安心できました。

    吹き抜けと高窓があるので、明るさはなんとかなるのかなーと、感じています。

    少しずつ、出来てきて、あれっ!と思うこともありながらも楽しくやっていきます!

    • みいやん より:

      kiki23さま

      少しでもお役に立てたとのことで嬉しいです。
      吹き抜けに窓があるなら、うちよりはかなり明るいのではないかなーと思います。

      kiki23から質問をいただいてから最近の陽の入り方を意識してみていたのですが、やはり12月の時よりは部屋の中に入ってくるのは少なくなっていますね。
      ほんの2,3ヶ月のことなのに随分と変わるものだなぁと感心してしまいました。

      お家の方は順調に出来てきているとのことで、毎日が楽しみですね!
      そうそう。あれっと思うことは私も出てきましたよー。
      思い通りに建てることはなかなか難しいものですね。

  5. sao より:

    初めてコメントさせていただきます。

    広い開口部と深い軒、そして縁側!!素敵ですね。

    うちも今、平屋を考えている所で、メーカーを絞り込んでいるところです。
    私も深い軒に憧れているんですが、軒が深いと、風が強いときに軒下?にダメージがくる、と聞いたことがあるんですが、実際住まれて、何か気になったことはありますでしょうか?

    かなり前の記事に質問してしまってすみません…

    • みいやん より:

      saoさま

      はじめまして。コメントをありがとうございます!

      平屋のお家を検討されているんですかー。
      実際に暮らしてみて、平屋は使いやすいなと感じていますのでおすすめですよ。

      軒のダメージなのですが、いろいろ考えてみたのですが今のところ思い浮かばないんですよね。
      むしろ逆で、風が強い時でも外壁に雨があたったりするのを防いでくれるのでダメージを軽減してくれる効果は感じます。
      気になったので調べてみたのですが、やはり多くの方が同じくメリットが多いことを話しておられました。

      が、あるサイトで「軒を深くとることで風を受ける面積が増えるので、屋根の勾配角度や構造に気をつけたい」(つまり風で屋根がふっとばないように気を付けるということ?)ということを書かれていましたよ!
      saoさんが聞かれたのは、このことかな?

      これを読むと、ポイントは施工会社選びなのかなと思います。
      軒を深くすること自体は、もう何世紀も前から日本で受け継がれている知恵だと私は考えているので、それをきちんと作れるところで建てるということが大事なんだろうなぁと思います。
      私も施工会社を決める時には、軒や開口部など自分が求める部分に対しての実績と歴史を持っている会社ということを重要視しました^^b
      良い会社と出会えるといいですね。

      あ、ひとつ軒を深くすることで感じたデメリットがありました!
      屋根の面積が増えると、ちょっぴりお財布にダメージが…。
      屋根なのに建坪(?)も増えたような気がします。
      でも住み始めると、そんなことも忘れてしまいましたけどね。

      こんな回答でよろしかったですか?
      的外れなことを言っていたら、遠慮せずに声をかけてくださいね。

  6. sao より:

    みいやん さん

    御返事ありがとうございます(^^)

    風による軒へのダメージ…そうですね、軒を深くとることで風を受ける面積が増えるので、という件です!
    屋根の勾配角度や構造に気をつければいいのですね。なるほどです!

    実績の多い施工会社選びが重要、ということですね。非常に参考になりました。

    屋根の面積が増えると、お財布にダメージ、いうのは、平屋をふまえて考え出して、まずその壁にぶち当たったので(笑)存じておりますー(^^)

    色々親身なご回答、ありがとうございましたー!!

    • みいやん より:

      saoさま

      どういたしまして^^
      専門的なことがよくわからないのであまりお役に立ちませんが、住み心地を言うと、2年ほど住んだなかで「このようにして良かった」と思うばかりです。
      いい所しか思い浮かばないです。

      あとはほんとに良い施工会社との出会いだと思うので、これだという所が見つかるまで頑張ってくださいね。

      これからが楽しみですね。
      saoさんの素敵な平屋の家ができるよう願っています。

  7. きーた より:

    はじめまして。
    夏は涼しく冬は暖かい。
    まさに理想のお家です。
    こんなに冬の光が入るというと、南側の建物との距離はだいぶ開けているのですか?

    • みいやん より:

      きーたさま

      はじめまして!
      コメントをありがとうございます。

      おとなりさんとの建物の距離なんですが、はっきりした距離はわからいのですが車が通れるくらいはあいています。
      確かに建物が近いと、冬は低い位置に太陽があるので陽が遮られてしまうかもしれませんね。

      でも冬は夜が寒いです。
      昼間はこの記事のように日光が入ってくるのでポカポカしているんですが、日が落ちてからは冷えてくるんですよ。
      だから年々、寒さ対策がパワーアップしていってます!

      • きーた より:

        お早いお返事をありがとうございます!
        実は現在家を建てている最中でして、北道路ということもあり日当たりが気になって気になって…。
        土地を決めたのが春だったことから、冬の日当たりを確認しておらず、いちおう南の建物から車一台分ほど離したものの、今から悶々としてしまっていました。
        みいやんさまのブログを拝見しだしたのが先日からだったので、もっと早くに拝見したかったです!笑
        そうしたら私も平屋で建てていたかもしれません!素敵なお家で憧れます。今後も参考にさせていただきます(^-^)

        • みいやん より:

          きーたさま

          旅行でしばらく家を空けていたので返信が遅くなってすみません。

          今は建物を建てているところだったんですね。
          そういえば私も立てている途中は日当たりのことが気になってました。
          完全に家の形ができるまで、壁や屋根が無い状態ではあまり当てにならなかったのですぐに腹をくくりましたけどね!
          もう出来上がってから対策を考えればいいやー、と。

          ブログの過去記事を読んでくださったんですね。
          ありがとうございます。
          きーたさんも素敵なお家が完成しますよう願っています。
          今後ともよろしくお願いします。