前に使っていた塗箸の先が折れてしまったので、今はプレゼントでいただいたヒバの箸を使っています。
天然木の箸なのでシンプルな見た目と柔らかくあたたかい手触りが気に入ってるんですよ。
正直、おろしたての時にはヒバのにおいが強烈すぎて、米を食べているのかヒバを食べているのかわからなくなる、なーんてこともありましたが使っているうちにかすかなヒバの香りに落ち着き、においに癒しを覚えるくらいにまでなりました。
っが!
それもひと時のこと。
私と夫の扱いが悪いせいで、最近ではこの”癒しの香り ヒバ箸”が悪臭を放つようになってきたんです。
その悪臭というのが、一言で説明すると…
そう、
『洗濯物の生乾きの臭い』なんです!!!
もうこれはアレですね。原因は、「水に濡れたまま長時間放置」していたから。
私も夫もはっきりと身に覚えがありますので…。
で、さすがに洗濯物の生乾きの臭いがする箸を口に入れることははばかられたので、臭いを消すことを考えてみました。
木の食器に臭いがついてしまったので対策を考える
洗濯物の生乾き対策といって思い浮かぶ方法はなんだろう?
- 酸素系漂白剤
- 逆性石鹸
- 熱湯
私が試して効果があったのはこれらの3つの方法。
この中から試すとしたら、手軽にできるほうがいいなぁ。
ということで、手軽さをとって『3.熱湯』で対応してみることにしました。

今回は『箸』なので熱湯が手軽かと思いましたが、普段、容量の大きい衣類洗濯の時には逆性石鹸を使っています。
箸が浸かる大きさの鍋にお湯をわかして箸を入れます。
蓋をして10分くらい煮沸してみました。

箸の材質によっては熱湯がダメな場合もあります。
このヒバ箸も、「だめになるかもしれないけどどうせ処分するなら…」とイチかバチかで試してみました。
煮沸消毒が終わったら乾燥です。
ここでしっかり乾かしておきたいので、下面も空気に触れるようにケーキクーラーを使います。
さて、この方法で消毒したヒバ箸、洗濯物の生乾き臭はちゃんととれたのでしょうか?
答えは『Yes』です。
この日の晩御飯時にこの箸を使い恐る恐るご飯を口に運んでみたのですが、大成功!
まったく嫌な臭いはせず、元のようにかすかなヒバのにおいが感じられました。
木の食器はよく言われるようにデリケートですね。
臭いはついてしまうと洗剤で洗ってもなかなか取れなくなるので、発生させる前にきちんとお手入れすることが大事だということがわかりました。
特に私たちのように、”食後は食器をしばらく水に浸けておき後から洗う”、”洗った食器をすぐに拭かず、しばらく水切りしておく”などの手順でされている方は注意です。
これからはデリケートな食器だけでも、『食べたらすぐに洗って拭いて乾燥させる』を徹底しようと思います。
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