8月に入ってから、農園をしている知人に無花果をもらい続けています。
おしりが割れたり、傷がついた実は出荷ができないんですって。
少々見た目が悪くても、食べればこんなに甘くて美味しいのに!
いちじくが大好物の私は毎日いちじくが食べられる幸せに卒倒しそうです。
そして先日、更にたくさんのいちじくをわけてくれたのでジャムにすることにしました。
無花果ジャム材料
- いちじく (今回は1.5kgで作りました)
- グラニュー糖 (いちじく重さの30% 今回は450g)
- レモン汁 (ポッカレモン100 70mlを1個使いました)
砂糖は他の種類でもOKです。
いちじくの綺麗な色が残ればいいなーと、今回はグラニュー糖にしました。
この分量でできたジャムは140ml 3個、200ml 3個、275ml 2個。た、たいりょう~!
無花果ジャムの作り方
1.いちじくの皮をむいて縦4つに切る
皮は剥かないで作ってもいいのですが、痛みが目立ったので剥きました。(いただいてすぐに作らなかった為です…)
ゴロッと果実が入ったジャムが好きなので、少し大きめ(縦4つ)に切りました。
2.いちじくに砂糖をまぶして置く
(1)のいちじくに砂糖をまぶしてしばらく置きます。時間は30分から1時間くらい。
いちじくから水分が出るまで待ちましょ~。
3.鍋で煮る
(2)を鍋に移して煮ます。(いちじくから水分が出てますね)
私はいちじくの重さを量るためにまずはボールで(1)(2)の行程をおこないましたが、最初から鍋でおこなってもいいですね。(この鍋は重くて計りではかれないの…)
鍋はホーローやステンレス等の酸に強い素材のものを。
最初は強火、沸騰してから中火にしました。
たくさん灰汁が出るので取り除きながら見守ります。
4.レモン汁を加える
途中でレモン汁を加えてさらに煮ます。
しばらく煮るととろみがつきますので火をとめます。
この時は20分くらい煮ましたが、あまり時間をかけて煮すぎないほうが良いみたい。
これでジャムは出来上がりです。
ジャムが熱いうちに、瓶につめました。
が、いちじく1.5kgはさすがに量が多くて用意した瓶の数では足りず…。
これから追加瓶の煮沸を始めるというのも面倒なので、入りきらなかった分は普通の保存容器につめて冷蔵、冷凍して早めに食べきるようにしました。
ジャム作りについて調べてわかったこと
- とろみを付けるには一定量のレモン(酸)と砂糖が必要。
- しかし果物によってはレモンを入れなくても大丈夫な物もある(イチヂク、桃、バナナ等は入れないとだめみたい)
- レモンには果物の色止めの役割もある
- レモンがない場合は酢、食用クエン酸などで代用可能
- 本格的に保存をするには、大量の砂糖(糖度65%以上)と念入りな瓶消毒が必要
- 使う砂糖によって味わい、色が変わる
- 火加減は強めの火で一気に炊き上げる。弱火で長時間煮ると色や風味が飛んでしまう
- にごりの素になるアクは丁寧に取り除く
- 煮る時の鍋は酸に強いもので(ホーロー、ステンレスなど)
- 加熱している時はサラサラな状態でも、冷めると割とかたくなる
- ジャムを保存する場合、大瓶に入れるよりも小分けにして一瓶を早く使いきった方がよい
- 保存する場合、容器いっぱいまで詰めて空気を入れないようにした方が痛みにくい
無花果ジャム食後の感想
大きめに切ったおかげか、いちじくの品種のおかげか、できあがりはいちじくの実がちゃんと残ったジャムになりました。
味ですが、いちじく自体に柑橘や苺のように強い特徴がないので、知らずに食べると「いちじくだ!」とわからないかもしれないですね。(柿もこんな感じだった)
しかし甘さといっしょに何か独特の風味を感じるので、「へ~、これいちじくなんだ。」とは思うかな。
正直なところ、味が良い悪いよりも、いちじくで作られているということを有難がって、喜んで食べているのかもしれません。いちじく大好きですから!
あ、でも小さな種が残っていてぷちぷち美味しい所は特徴的で好きです。
今回はたくさんの量ができあがったので、おすそ分けの後に残ったジャムは料理にも使ってみようかな。
無花果ジャムを使った肉料理、美味しそうです…。
コメント
うわ~美味しそう
私もイチジク大好きですが普通に買うと高くて
ジャムにするほど手に入れたことないです
ジャムつくりのポイント勉強になりました(*^_^*)
MAIさま
MAIさんもいちじく好きですか~!
私の周りでは好んで食べる人があまりいないので、いちじくが好きな人は珍しいのかな?と思ってましたが、そうでもないんですね。
そうそう。
店で買うとジャムを作れるほどの量はないから、そのまま食べますよね。
今回は贅沢させてもらいましたー。
これからもいろんな果物をジャムにして楽しもうと思います。