先週のお盆休み、人生初めての『ぎっくり腰』を経験してしまいました。
噂には聴いておりましたが本当に動けなくなるんですね。
くしゃみをするだけでピキーッと痛みが走るので、鼻がムズムズする度に恐怖でしたよ…。
そして、せっかくお出かけの予定を立てていたのに、外出どころか家の中でさえ歩きまわることができず。
残念な気持ちを抑えながら、大人しくビデオ鑑賞を愉しんだ夏休みでした。
その中で、「良かったなぁ」という映画があったのでこちらで紹介しますね。

Amazonプライム会員の特典「prime video」でこの映画が見放題の対象になっています。(8/21現在)
会員の方はチェックしてみてくださいね~。
夏のスカッと晴れた日に観たい映画
紹介するのは、邦題『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』という映画です。
私は台風が通り過ぎた”スカッと晴れた午後”に観たのですが、この映画の音楽や景色が今私たちが過ごしている夏の時間ととてもシンクロするんです。
映画の舞台はアメリカ、私は日本に居るから画面に映る景色や言葉は全然違います。なのに同じ空気を感じる不思議な感覚を味わいました。
感想や解説は映画に詳しい方におまかせして、私からはどんなところが気に入ったか紹介しますね。
観て良かったポイントを簡単にまとめました。
- 料理が美味しそう
- 音楽が素敵
- 景色にウキウキ
- 父子愛にホロリ
- テンポが良くわかりやすいストーリー
- 悪い人が出てこない
- 安心して見られるハッピーエンド
まず私を気持ちよくさせたのは、冒頭からうっとりするような美しい食材と料理の数々。
中でも後半で主人公たちが作る地域色豊かなサンドイッチは見逃せません!
主人公が移動販売に目覚めるきっかけになった『キューバサンドイッチ』がもうあんまり気になりすぎて、見終わった後にレシピを検索してしまいました。この映画の影響か、たくさんのレシピがアップされているんですよ。キューバサンドイッチはいつか作ってみたいなぁと考えています。(公式には「コウケンテツ監修!★フードトラック“EL JEFE”特製 キューバサンドイッチ レシピ」なんてのが紹介されていましたよ)
料理だけでなく真夏の気分に引っ張っていってくれたのが、マイアミの海岸をはじめとしたアメリカのローカルな町並み。青空がまぶしいです。
それからノリの良いラテンを中心にソウルやブルースなどの熱~い音楽が熱気を帯びていて今の季節にぴったりなんです。おかげで夏が気持ちよく感じられました。
これだけじゃなくって、ストーリーもわかりやすいところがいいですね~。
暑い時にはいろいろ考えるのも面倒じゃないですか。
その点、この映画はポンポンとテンポよくハッピーエンドに向かっていくので終わりまで上り調子で観ていられます。
で、その中に息子とのやりとりを挟んでくるのですが、途中でホロリとするシーンも。
景色・音楽・食べ物・ストーリーと楽しんでいるうちに、あっと言う間に観終わってしまいました。
そして観終わった後に残るのは爽快感。
「観て良かったなあ。もう一杯アイスコーヒー飲もうかな。」と、観た後も気持ちよい午後を過ごすことができました。
家に居ながら夏の思い出をつくれたというのは言い過ぎかもしれませんが、熱く爽やかな体験ができたのは確かです。
暑いな~、ダルいな~って時には『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』いかがでしょうか。
ストーリー
ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。
2014年アメリカ映画/スコープサイズ/本篇上映時間:1時間55分/原題:CHEF /字幕翻訳:牧野琴子
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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