先日、シフォンケーキの本を購入しました。
『ふわふわシフォンケーキ』津田洋子さんのシフォン本です。
シフォンケーキはたまに作るんですけど、「本を買ってまでは…」という考えなのでレシピはネットで見つけたものを参考にして作っておりました。
そんな私が本を買おうと思った理由なんですが、実は以前に一度、この本を図書館で借りたことがあるのです。
そして試しに作ってみたところ、夫が「今日のシフォン美味しい!」とすごく気に入ったようなのでこれからもちょくちょく作れるようにレシピを手元に置くことにしたというわけです。
(料理って喜んで食べてくれる人がいると張り切ってしまうんですよね…)
で、美味しさの秘密なのですが、津田洋子さんのレシピは一般のシフォンケーキと違ったちょっと面白いところがあるんですよ。
津田洋子さんのシフォンケーキの秘密は?
それは材料に油ではなく『バター』を使うこと。
溶かしたバターを使うので、途中で固まらないように温め続けたりしなければいけないところはちょっと手間がかかるのですが、手順をこれでもかというくらい丁寧に説明してくださっているので作り方に困ることはなかったです。
本は20cmシフォン型で分量が紹介されています。
だけど私が使っているのは17cm型…。
余った分はカップケーキ型を使って焼いてみましょうか。(それでも余ったのでアルミホイルにも)
焼き上がり。
ちょっと焦げてしまいました。
型が小さくなった分、焼き時間も短くしたほうが良かったのかしら??
次回は様子を見ながら、短くしてみます。
カップシフォンの方も焼き上がりました。
真ん中が少しへこんでしまいましたね。
これも愛嬌。キノコみたいでなかなか可愛いです。
ちょっと焦げが気になったものの、味は間違いないです。
やっぱりバターシフォンケーキ、美味しい!
まず感激するのは食感。
バターだと油を使った時と比べて生地が固くなるような気がしません?
ところが予想に反してフワッフワ。
冷蔵庫で保存するとやっぱり固くなってしまうのですが、室温に戻すとまたフワフワしっとりに戻ります。
それから少しちぎって口に入れようとすると、ふわんと甘い香りが…。
香りがいいのもバター効果でしょうか。
味はいつも作るシフォンケーキよりもしっかりとしています。
バターが入ることで材料の「卵」も「小麦粉」も「牛乳」も活きてくるのかな~なんて考えるほど、素材の特徴がうまく出ています。
津田さんが「試行錯誤されてここにたどり着いた」とおっしゃるのに納得してしまう美味しさ。
もちろん、いつものシフォンケーキも軽くて好きなので、これからは気分で作り分けしていこう。
まだプレーンしか作ったことがないのですが、この本に載っているアレンジがまた美味しそうなんです。
「スパイスミルクのシフォンケーキ」や「ジンジャーのシフォンケーキ」、「柚子みそのシフォンケーキ」なんかは良い意味で味の想像ができない!
ぜひアレンジのバターシフォンケーキも作ってみたいと思います。
土曜日は大変な雨で家の中で過ごすしかなかったのですが、朝からシフォンケーキを焼く時間ができたのでヨシとしましょう。
雨のおかげでゆっくりとおやつを食べる時間ができ、バターシフォンとコーヒーを堪能しました。
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