庭を持つと、不思議なことにこれまで全く興味のなかった物が気になってきます。
そのひとつが『薔薇』。
昔は友人からバラの話題が出てもこんな対応しかできませんでした。
友人 「バラを育てるのが趣味でさぁ。」
みいやん 「へぇー。いいね。」
友、み「・・・(シーン)」
という風に、社交辞令を返すくらいにしか関心がなかったのですが、いやー、人の心って変わるもんですね!
家を建築中の春、ご近所さんの家まわりを覆うように咲くバラを見て「バラもいいな…。ひとつくらい育ててみたいな。」と思ったのが興味を持つきっかけでした。
デビッド・オースチンのイングリッシュローズガーデンへ
そろそろバラの苗でも見に行ってみようかなと考えていた頃、鳥取に住むバラ好きから有益な情報をもらいました。
「大阪にはデビッドオースチンのバラ園があるんでしょ?」
なに?なに?
よくわからないけど、すごい所らしい。
鳥取のバラ好きが「いいな!」を連発している。
これは行かなければならないなと、ローズフェスティバルを開催している最中の5月21日(土)にデビッド・オースチンのイングリッシュローズガーデン(→公式ページ)まで足を延ばしてまいりました。
バラ園があるのは、大阪でも南部に位置する泉南市農業公園「花咲きファーム」。
関空よりもまだ南、和歌山に近いところです。
ローズフェスティバル中(2016年は5月11日(水)~5月31日(火)開催)の土日は混むかなーということで、開園時間の9時到着を目指して出かけました。
実際に到着したのは9時を少しまわっていたけど、近いほうの駐車場はすでに満車に近い状態でしたよ。
駐車場はもうひとつあって(どちらも無料!)、この日は満車で停められないという状態になることはなかったようです。
ローズフェスティバル中の土日は、最寄の駅から臨時バス(片道100円)が出ているので公共の交通機関を使って行けないこともないです。(ちょっと不便かもしれませんが)
まわりを山に囲まれたのどかな所です。
ローズガーデンの部分だけ華やかだー。
ここには3000本ものイングリッシュローズが植えられていて、この規模の大きさのイングリッシュガーデンは世界でも有数なんだそうです。
大阪の『造幣局の桜通り抜け』のように人だらけで花どころではなかったらどうしようかとビクビクしていたのですが、混雑という感じではなくてホッ。
適度に賑やかな中、ひとつひとつのバラをじっくりと堪能することができましたよ。
(すぐそばには芝生広場とトイレがあり、お弁当を食べたり子どもを走り回らせたりできます。ここで昼寝したりのんびり過ごしておられる方も多かったです。)
ガーデンツアーが開催されていたので参加したのですが、ガイドさんがおっしゃるには今年春の土日であれば、この日(5月21日)が見ごろとのことでした。
一番の見ごろは数日前の平日だったとおっしゃっていましたけどね。
今年は気温が高くて早く咲いたみたいです。
ガイドツアーでは、イングリッシュローズの成り立ちや特徴、ガーデンの見所などの話しを聴く事ができました。
特にバラの香りについて詳しく紹介してくださったのですが、バラの香りにもいろんな種類があって興味深かったです。香りという楽しみ方もできるんですね。
こんな素晴らしい条件がそろった中で、私は何をしていたかというと…。
自分の好みのバラがあったら、せっせと写真撮影。
はい。
“ネームプレート”だけ。
だって名前覚えられないし、メモとるの面倒だし、写真で撮れば記録に残せるじゃなーい。
名前を記録するのに夢中で素敵なバラの花の記憶は残ってませんが…。
家に帰って冷静に画像を見直したら、「泉南まで行ってこれかよ…」とちょっと自己嫌悪。
情熱の赤いバラを背景に、夫婦の記念撮影でもしとくんだったな。
ひとつ、とっても気に入って思わず花を撮影したものが見つかったんだけど、
これに限ってネームプレートを写していない!!
うわーーん、この可愛らしいバラはなんという名前なのー?
帰り際に、ショップで苗を一鉢買って帰りました。
しかし、持って帰る途中で1輪だけ咲いていた花の花びらがハラリ、ホロリと一枚ずつ散り続け、家に到着した時にはこんな可愛そうな姿に(涙)
これから挽回できるよう、大事に育てます。
その後、ネットでも注文していたバラ苗がいくつか届きまして。
このように日当たりが良いレンガサークルに並べました。
花は咲いていないのに、バラがあるというだけでなんだか庭が華やかになったような気がします。
気のせい?
毎日の楽しみがまたひとつ増えました。
コメント
みいやんさん、こんにちは!
お気持ちとてもわかります。庭を持つとまず植物に興味が湧き、次にバラなど今までの自分ならまず育てようなどという気がおきなかったハイレベル(私にとってはです(^^;)植物に手を出したくなりますよね…!
デビッド・オースチンのイングリッドローズガーデン、素敵ですね。山に囲まれているとのことですが、そこだけ別世界のような…是非行ってみたいです。
実は私も同じ日に「京成バラ園」に行って来ました。
既につるバラがあるので涙を飲んで新たなバラの購入は諦めましたが、みいやんさんの記事を見てまた欲しくなってしまいました。
バラの成長を楽しみにしています!
「イングリッシュ」ローズガーデンでした…恥ずかしい誤字、失礼しました(汗)
やまっぺさま
やまっぺさん、こんばんはー。
実家にあったバラには見向きもしなかったのに、自分の庭ができた途端に興味が沸いてきて。
やまっぺさんにその気持ちがわかってもらえて良かったです。
バラはハイレベルなイメージがありますよね。
それだけにハマる人も多いのでしょうか?
もちろん、見た目とか香りとか種類の多さとか、夢中になる要素が多いというのはあるんでしょうけどね。
やまっぺさんは京成バラ園に行かれたんですね。
名前をよく聴くので行ってみたいなぁと思っていたんですよ。
関東方面に行く時には、春か秋のバラの時期を狙って行くのが良さそうですね。
花咲ファームの方は、私が行った日には愛知や東京からこられている方がいらっしゃいました。
本当にバラがお好きな雰囲気が伝わってきて、ガイドさんも喜んでおられました。
バラの為に、ちょっと足を延ばすのもアリですね^^
つるバラを育てていらっしゃるとは、素敵です!
私も木塀の部分をバラで飾りたいと考えているのですが、果たしてそこまでうまく育ってくれるかどうか…。
幸いたくさんの方がブログ等で育成日記を書いてくださっているので、それらを参考に頑張ってみますので、成長を楽しみに待っててくださいね。
はじめまして。
庭の手入れなど調べておりましたら御ブログと出会いお邪魔しています。
お手製のレンガサークル!素敵ですね!草花も可憐に美しく咲いていてとても羨ましく思い、どんなお宅なのかなと他のカテゴリーも見ましたら、私が建てたいと思っていた理想のお宅だったのでおもわずコメントした次第です。
二人暮らしの平屋、オープンな台所、ダイニング中心、テレビ&ソファなし!
ガスコンロのタイルも可愛らしくていいなー家建てたいなーと読めば読むほど欲深くなるばかりです(建築予定は未だありません。夢だけ見ています)。
とっても興味深く読み応えのあるブログで一日で読み終わるのはもったいないので
またお邪魔させていただきますね。
バラの成長記録も楽しみにしております。
庭の手入れをしだすとバラにも興味が出てくるのはガーデニングあるあるなんでしょうか?私もいつバラに手を出してもおかしくないほど常に気になっています。
nyamnecoさま
初めまして。
大変励みになるコメントをいただきまして、ありがとうございます!
庭づくりのような体力仕事は軟弱な私にとってとてもきつい作業だったので、そのような言葉をいただき、この後も頑張ろうかなとやる気がでてきました。
家に関しては、二人暮らしの方からは共感の声をいただくことが多いんです。
特に平屋であるところや、1LDKのコンパクトな間取りとか…
小さな家で広々暮らすというのは、多くの夫婦2人暮らしさんが目指すところなのかもしれませんね。
でも実際、私たちに何もかもがちょうどいい家だなと気に入ってます。
nyamnecoさんは家を建てるのが夢なんですね。
マイホームは私もずっと夢の話だと思っていたのですが、ある時期いきなり現実になっちゃいまして。
「よし、建てよう!」と決めたらトントン拍子に進んでしまいました。
自分好みの家が欲しいという気持ちの強さと、当時住んでいた賃貸での不満爆発が重なったのがタイミングとなったようです。
何がきっかけで夢が現実になるかわからないので、nyamnecoさんもぜどんどん夢を見て、イメージは膨らませておくにこしたことはないですョ。
今はお庭のお手入れ中ですか?
そろそろ日差しも強くなってきたので大変でしょうが、お互いに頑張って素敵なお庭を目指しましょ!
庭にひととおり植物がそろったら、次の段階はやはりバラでしょう!(私だけ??)
先日届いたバラを、まだ葉っぱだけなのに毎日眺めては満足している日々です。
庭に関しては今後も紹介していく予定ですので、よろしければまた遊びにきてくださいねー。
今後ともよろしくお願いします。
こんにちは、はじめまして。
イングリッシュローズの画像を検索してたらこちらにお邪魔してしまいました。
デビッドオースチンのバラ園が近くにあるなんて本当にうらやましい限りです。
私も、10年前に小さな庭のある家を買ってから、まるで関心の無かったバラに嵌った口です。
増やしすぎたので、今は逆に減らすよう努力しているところですが、新しい好みのバラを見つけるとすぐに禁断症状が出てきちゃいます。
ネームプレートを写していないバラ、見た感じカップ咲きのアプリコット系で私も大好きなジュードジオブスキュアに似ていますが…
色合いや花弁の量的にどちらかというとアンブリッジローズでしょうか。
どちらも見た目もさることながら香りも素晴らしいですね。
黒うさ様
はじめまして!コメントをありがとうございます。
デビッドオースチンのバラ園は、他府県に住むバラの好きな知人がこぞっていいなぁと言うので、そんなにすごいところなんだと最近知ったところです。
ガーデンツアーの中でガイドさんにイングリッシュローズの特徴について説明していただいたのですが、四季咲きが多いところなど魅力が多いですね。
イングリッシュローズに埋もれてみて、私もファンになってしまいました。
黒うささんも庭を持たれたことをきっかけにバラに嵌ったんですね^^
減らす努力をするくらいのバラに囲まれているなんて、この時期のお庭は楽園のようなんでしょうね。
好みのバラに反応してしまうというのも、まだバラ暦が浅い私にもよくわかります!
バラのカタログを眺めながら、こんなのもいいな、あんなのもいいなと考える時間が幸せなんですよねー。
黒うささんのお庭のように、好きなバラを揃えた庭は憧れです…。
ネームプレートのバラの件ですが、ジュード・ジ・オブスキュアを調べてみると確かに似ていました。
ピンク色が多い点はアンブリッジローズも考えられますよね。
検索してみるとどちらも私好みでとても気に入りました。
いずれどちらかのバラを育ててみようと思います。
教えていただいてありがとうございます!
たまたまとおりかかりまして、もう遅いかとおもいますがはじめてメールさしあげます。
このバラはクィーン オブ スウェーデンだとおもいます。カップが崩れないで咲く、淡いピンク色です。
お庭のサークルのレンガ敷きとてもすてきですね。お二人で協力して庭をつくられているのがよりすてきです。
acorodyさま
acorodyさん、こんばんは。
クィーン オブ スウェーデンを知らなくて調べてみました。
パウダーピンクというのでしょうか、とっても愛らしいピンク色をしたバラですね!
カップが崩れないという点でも、私の好みのバラですねこれは。
次にバラを購入する時がくれば、またこのバラ園に行ってきます。
クィーン オブ スウェーデンの実物、ぜひ見てきますね。
教えてくださってありがとうございます。
サークルも褒めていただきありがとうございます。
しばらく放置していたので、今は苔だらけになってしまって…。
そのうち磨いてきれいにしなくっちゃ。
すぐにお返事くださり、ありがとうございます。
私は、苔はそのままのほうがかっこいいとおもいました。
せっかく和のおうちですし、
雨にも映えますし、
お庭にぴったりだとおもいます!
私自身はイングリッシュローズも大好きで静岡で10数本そだててますが、やはりイギリスのようには咲きません。
去年とおととし、イギリスでみてきました。
でも、イギリスの庭では日本でありふれてるものが大事にそだてられていました。
その土地にあうものを上手にそだてるのがいいんだなと思いながら、
矛盾してますが、かいあつめた国内外の苗を庭にうえてますf^_^;
キッチンもすてきですね!
母が実家をリフォームしたいといっておりまして、
扉のないシンク下、使いやすさと湿気のこもらなさからいいなあと。
おじゃまいたしました!
acorodyさま
こんばんは。
こちらこそ、お返事いただいて嬉しいです。
苔、そのままの方がいいですか?
確かに年季の入った見た目で味がありますね。
かっこよく見えるように部分的に残してみようかしら。
acorodyさんは本場のイギリスで見てこられたんですか!
イギリスのイングリッシュローズはすごく綺麗に咲くんでしょうね。やっぱり日本よりも種類が多いんでしょうか、バラの季節にイギリスに行くことができたなら見に行ってみたいです。
そういえばあちらでは、日本の植物が育てられているという話をきいたことがあります。確か、ギボウシとか…。
私は5月に行ったのですが、一般のお宅の庭がすごく綺麗だったのが印象的だったなぁ。
キッチンも見ていただいてありがとうございます。
扉のないシンク下は使いやすいですね。
ただ難点は、やはり埃がつきやすいです。
私は食器や鍋は使う前に洗うタイプなので気にしていないのですが、そうでなければ埃が気になると思います。
ご参考に^^