昔は夏の風物詩だった『甘酒』。
でも私は、冬にふぅふぅ言いながら飲む甘酒が好き!
冬になると無性に飲みたくなるんですよね、甘酒。
いつもは『酒粕+水+砂糖+生姜』を炊いて作るんだけど、米麹を使った甘酒が炊飯器で作れると知って初めて挑戦してみました。
今回のブログは甘酒を炊飯器で作った時のレポートです。
思ったよりも手間をかけずに美味しい甘酒ができあがったので紹介しますね。
炊飯器でつくる甘酒
米麹甘酒材料
- 米麹
- お湯(60度)
麹とお湯の量は1:1.5で作りました。今回は購入した麹が300gだったのでお湯は450gです。
私は麹だけで作ったのですが、他に「お粥」を加える、「餅米」を加えるレシピがあります。(お粥も餅米も別で用意するのが面倒だったので…。)
炊飯器甘酒の作り方
1.炊飯器に米麹を入れる
まずは炊飯器に米麹を入れます。
2.60度~65度のお湯を準備する
麹を炊飯器に入れたら次はお湯を入れるのですが、麹の糖化が最も進む温度は60度くらいで70度を超すと出来上がりに酸味が出てしまうらしいのです。(参考:マルカワみそ様)
なので炊飯器にお湯を足す前に、あらかじめ温度を下げておきます。
別の用をしている間に60度まで下がったのでこのまま入れてみましょう。
3.米麹にお湯を加える
では60度に冷ましたお湯を炊飯器に入れてみましょう。
むむ…。炊飯器に入れると50度をきってしまった…。
冬だと思った以上に温度が下がりますね。60度だと冷ましすぎだったのかなあ。
4.保温機能を使って8時間保温
気を取り直して、このまま保温しましょう。
炊飯器の保温機能を使って8時間の保温。
この時に気をつけるのが、炊飯器の蓋を閉めてしまうと温度が上がりすぎるので蓋を開けたままにすること。
ほこりが入るので、上には布巾など埃除けをかぶせてます。
さて、8時間後。
なんだろう、米粒がそのまんま残っているんですが…。
でも味見をすると、しっかり甘味が出ています。米粒の舌触りも柔らかくて気にならない。
参考にしたマルカワみそ様の説明をよく読むと、『50度の保温では米麹の粒が固い甘酒になる』とのことでした。
再加熱してお粥のようになるまで熟成を待っても良いようなのですが、これで充分美味しいのでOKとします。
5.急激に冷ます
炊飯器に入れたまま自然に温度が下がるのを待つと、なかなか温度が下がらず、保温が時間延長される形になるので甘酒に酸味が出てくる場合があるそうです。
だからここで氷水を入れたボールに炊飯器の釜を入れて温度を急激に下げるようにしました。
これで甘酒の出来上がりです。
甘酒飲後の感想
砂糖を入れていないのにこんなに甘くなるものなんだとビックリ!
しっかりとした甘みがあるので再度温めなおすときに水を足していたくらいです。
飲むと”ホッ”とする安らぎ効果もありますが、ちょっとお腹が空いた時にお菓子を食べる代わりに飲むのにもいいですね。
粒が無いとどんなのかなと、試しに1杯分をブレンダーでサラサラの状態にしてみました。
飲む時の状態はこうなります。
結論、『粒あり』の方が好み。夫に聴いても粒ありが良いとのことでした。
粒があるといっても、舌で潰れるような柔らかさなので飲む時の邪魔にはなりません。
むしろ、サラサラに比べると食感が楽しめるところが良い!
甘酒の保存は?
冷蔵庫で1週間ほど保存できるようです。
うちは3日くらいで全部飲み切ってしまったので試していないのですが、長期保存したい場合は冷凍という方法もあるみたいですね。
冷凍だと3ヶ月くらい保存できるとのことですので「たまに甘酒を楽しみたい」とか、「たくさん作って毎日少しずつ飲みたい」という飲み方もできますね!
そうそう、仕事仲間が「甘酒が美容にいいと聴いたから毎日飲んでいるんですよ。」と言っておられたので嬉しい効果もありそうですね。
好きなものでキレイになれるなら大歓迎!
甘酒生活、私も始めようかしら?
コメント