私の母は編み物が趣味で、春から冬まで一年中糸を触っています。
そして私が家に帰るたびに「何か編んだけよか?」と声をかけてくれるのですが、一昨年は室内で羽織るケープを編んでもらったし、その前には自転車通勤用のニット帽も編んでもらったので当分はいいかなというのが本音なのですが…
あまりに毎回聴かれるので、よほどヒマ…あ、いや、創作意欲が爆発しているんだろうなと何か編んでもらうことにしました。
こうして無理のないところで親を頼るのも親孝行のひとつかな~なんて。
その後、編んでもらう物を決めて毛糸を買ってきて母にあずけました。
6玉ほど渡したのですが、なんと2日後にはすべて使い切ったとの連絡が。
早すぎるよっ!
そして母から返ってきたのがコレです。
毛糸の入っていた袋に詰め込まれて返ってきました。
さて、これはなんでしょう?
答えは、『アクリルたわし』です。
これまで市販の”スポンジが入ったアクリルたわし”を使っていたんです。
手のひらで握りこめるくらいの小さいサイズが使いやすくて気に入っていたのですが、欠点がありました。
それは”蛍光色の派手すぎる色”だったこと。
台所にふと視線を移した時に、必ずその蛍光色がチラチラするんですよね~。
もう気になって、気になって!
だから普段は上の画像のように、蛍光色アクリルたわしは使う時以外は流しの上に置かないようにしていました。
「もっと落ち着いた色のアクリルたわしが欲しいなぁ。」と思い続けていたので母の「何か編んであげる」という言葉に、それならアクリルたわししかないだろうとすぐに決定。
袋の中身をみてみると、様々な形、編み方のアクリルたわしが入っていましたよ。
母によると「いろんなパターンで作ってみたから、この中から使いやすいの見つけて。次からそれを作るから。」とのこと。
持ちやすさや洗いやすさ、いろいろ想像しながら作ったんだとそれぞれのたわしの特徴をプレゼンされました。
2日で編み終わるなんて暇つぶしにはならなかったかなーと思っていたのですが、話している様子をみると意外と楽しんでくれたみたいですね。
さっそく母の作ったアクリルたわしを使わせてもらってますが、今使っているパターンは厚みと適度な硬さがあって使いやすい!
夫にも好評です。
6玉の毛糸で20個ほど作れたので、これまで使っていた市販のアクリルたわしを買うよりも経済的だし、デザインも好みに合わせられ、更に母も楽しそうなのでアクリルたわしの手編みを頼んで良かったー!
キッチンに限らず、お風呂や洗面台などあちこちを磨くのに使えるのでアクリルたわしは便利ですね。
次に頼む時には、いくつかの色を渡してデザインに悩んでもらおうと思います(笑)
コメント
こんにちは。
私の母も編み物が趣味♪を通りこして、編み物教室の先生してます♪
なんだかすごい偶然にビックリ。
私の母も編みたがります。
私のではなくダンナ君のセーターを…(^^;)
ごまめさま
ごまめさん、こんばんは。
お母様が編み物の先生をなさっているのですか!
特技を活かしておられて素敵ですね。
うちの母は最近は、ご近所さんから依頼があったら毛糸を預かって編んであげるという楽しみを見つけたようです。
ごまめさんのお母様がダンナ様のセーターの方を編みたがるというのは、娘は編んであげても反応が鈍いから…?(笑)
いや、私がそうなので。
定年後を楽しむために、それぞれの母のように趣味や好奇心を持ち続けたいものですね!