こんにちは。
久々のブログ更新となりますが、台風21号のご報告です。
いや~、怖かった。
瓦が飛ぶほどの台風は、私の地域では確か20年ぶりくらいかな?
運が悪いことに、夫が出張の日だったので心細い思いをしてひとり一晩を耐えました。
でも次に活かそうと思ったことがいろいろあったので、自分の為にもブログを利用して記録しておきたいと思います。
台風21号の被害
建物の被害
窓が割れました。
どんどん風が強くなるにつれ、家に物がぶつかる音が聴こえだしたんです。ドスン!バタン!って。
何、なに~?何がぶつかっているの?と不安になっていると、そのうちに「パキンっ!!」とガラスが割れる音が。
見に行くと画像のようになってました…。

ペアガラスだったので、割れたのは外側の一枚だけですみました。
おかげで雨が入ってくるのを防げたし、防犯的にも、気持ち安心です。
ガラスが割れたことで、どうしようかと対応を考えていると
もっとひどいことが…!!
なんと、閉め切っていた雨戸の一枚が風で飛ばされた!!
これはまずいと青ざめました。
なぜなら雨戸の無くなったこの窓は大きな掃き出し窓なので、ここのガラスが割られると雨が入ってくるだけならまだしも、危険な物が飛んでくることも考えられるので。
事実、この台風で被害にあわれた方の中に、家の中にいらしたのに窓を突き破って飛んできたトタンが直撃して亡くなった方がいらっしゃいました。
わが家も雨戸が飛んだことで防御が無くなってしまったんです…。
そう考えると、急に心臓がバクバクしてきました。
もうひとつ心配なのが、飛ばされた雨戸が他所のお宅に被害を与えていないかということ。
ぶつかったり、窓ガラスを破損させているんじゃないかと心配で慌てて窓から外を見てみると、
幸いなことに、庭の隅っこに引っかかっておりました。ホッ。
たくさん木を植えておいてよかった…。
でももうこっからは恐怖で声にだして叫んでいましたね。
「早く終わってーーーーー!!!」と。
ちょっとパニックになってたかも。
「雨戸が飛んでしまったから、外から段ボールか何かでガラスをカバーした方がいいんじゃないか」とかいらんこと考えたり。
(台風が過ぎた後に庭にでたらトタンや瓦が散乱していたので、台風の最中に外に出るのはこれらに当たりにいくようなものだと後からわかってゾッとしました)

飛ばされちゃったけど、家を建てる時に『雨戸』はつけておいて良かった!
わが家はガラス面が多いので、雨戸がなかったら割れる恐怖で部屋に待機できなかったかも。避難所に避難していたと思います。
できれば小さめの窓にもつけておけば良かったなあ。
そんな中でちょっと冷静になれたのは、窓ガラスと雨戸の被害を施工会社に伝える為に担当さんに電話してからです。
担当さんのエリアはうちより先に台風が通過しているので「ま、まだ続きますか?」と尋ねると、「もうすぐ過ぎますよ。あと1、2時間ですよ。」と励ましてくれたり、雨戸が飛んだ所の窓の強度の話をしてくださったり、担当さんと話をすることで少し落ち着きました。
災害の時って、やっぱり一人より誰か他の人といるほうがいいですね。
そう考えると、避難所は災害から身を守るだけでなく他の方と一緒にいられる安心感の役割もあるんだろうなと思います。

担当さんに、被害に遭った部分を写真撮影しておくようにアドバイスをもらいました。
火災保険が適用になる場合があるんですって。
停電
こんな本格的に停電を経験したのは初めてです。(覚えていないだけで小さい時には時代的にあったかも…?)
うちのエリアは午後から次の日の朝まで電気が使えませんでした。
明るいうちはまだ停電の実感がなかったのですが、日が暮れるうちにまずは『暗さ』で実感が沸いてきました。
そこでコレクションしているキャンドルを引っ張り出してきて、今晩の灯りとします。
でもさすがにキャンドルだけでは明るさは不十分なんですよねー。
さらに以前に購入したこちらをプラスします。
このLEDランタンはめっちゃ役立ちました!
乾電池で使用できるので停電で大活躍。
LEDランタンを置くだけで、手元の明るさが大幅にアップ。
画像のようなフォーメーションで食事の時に手元を照らしてました~。
食事の時だけでなく、トイレやお風呂、どこに行くにもランタン持参です。
手軽に持ち運べるし、火事の心配もないので使いやすいんですよ。
普段はパソコンに向かって過ごしていますが、停電だとパソコンはもちろんできませんし、スマホとガラケーも電池を温存しておかなければならないので必要な連絡時以外は電源を落としていました。
(後日、他の人に聞いたら車で充電してる人が多かったです。我が家は車を持っていないので無理でしたが…)
この夜はネットができないので、読まずにたまっている漫画や本を読むことにしましたよ。
このように、ランタンを逆さまに吊るすと部屋を照らす照明のように使えるので本を読むには充分でした。

もともと夜BBQの為に買ったものですが、停電の時や夜の読書灯としても使えるので万能です。買って良かったモノのひとつです。
食事
普段、食事で手抜きするために買い置きしている『冷凍食品』と『インスタント食品』があったおかげで助かりました。
スーパーやコンビニ、陳列台に食べ物が無いんです。
買いだめのせいもありますが、商品自体が入ってこないみたい。
でも冷凍食品やインスタント食品を美味しく食べられたのも、水とガスが使えたおかげ。
全てが使えなくなった時のために、やっぱり非常食は常備しておいた方がいいんでしょうね。

冷凍食品は今回は良い仕事をしてくれました。
でも停電で冷凍庫の物が溶ける心配もあったので一長一短ですかね。
風呂
停電のおかげで、湯が出ませんでした。
だからこの日は水シャワー。夏でよかった~。
今も停電と断水が続いているエリアの知人は、車で銭湯まで通っているそうです。
だけど同じ境遇の方が銭湯にこられるので、洗い場には20人くらいが列をなして並ぶらしく、後ろに立たれて洗っている様子を見られるのが落ち着かないと言ってました。
私のまわりでは、断水はマンションに住んでおられる方が経験しておられます。
停電のせいで場合によっては水をくみ上げるポンプが作動しなくなるんですって。
蛇口から水が出るありがたみがわかったとのことでした。

実家で汲んできた水をキッチンで沸かし、それを湯船にはってお風呂にしている人もいました。みんないろいろ考えるなぁ…。
幸いにもわが家は普段の生活を取り戻しつつありますが、外に出れば”うちは被害が少なくて済んだんだな”と実感する光景を目にします。
そして今朝は北海道での地震のニュースを知り、日本の自然災害の多さと、災害は他人事ではないということを恥ずかしながら初めて考えさせられました。
「ガスが止まったら?」「水が出なくなったら?」いろんなことが考えられますが、普段から対応をイメージしておくことは大事ですね。
台風、地震で被害に遭われた方が一日も早く平穏な生活に戻ることを願っています。
コメント
みいやんさん こんにちは。
台風の影響で、大変なところ、記事アップありがとうございます。
ひとつひとつ、冷静に対応されていて驚きました。
私も関西に住んでいるので、あの強風は怖かったです。(容赦なく!という感じでした)
大きな災害は自宅の被害も当然ですが、周辺(近隣)への影響も考えないといけないですね。
私も改めて災害への備えを真剣にそして具体的に考えるきっかけとなりました。
きっとこの土日はお庭や外まわりの手入れをされているのでは?
大変だと思いますが、一日も早く 落ち着いた生活に戻られますよう祈っています。
またお邪魔させてください。
京子さま
こんにちは。
京子さんも台風で怖い思いをされましたか!
ほんとに家が壊れてしまうんじゃないかと思うくらい恐怖でしたよね。
京子さんのお家は大丈夫でしたか?
私は全然冷静ではなかったですよ~。
担当さんから保険用に写真を撮るように言われたら、台風が過ぎるのを待てばいいのに気が動転してその場で撮り始めてしまったのがこの写真なのです。
なんだかよくわからない写真になっちゃったので、結局次の日に撮り直ししました…。
京子さんがおっしゃるように、日ごろから災害時のことは意識しておかなきゃだめですね。
今日は朝からだめになった庭木を集めて瓦礫収集に出してきました。
外に出ると折れた電柱や屋根ごと吹き飛ばされたお宅を見かけ以前の生活に戻れるのはいつなんだろうと鬱々した気持ちになりますが、被害の少なかったわが家は周りで困っている人をお手伝いしながら暮らしを立て直していきたいと思ってます。
こんな時こそ明るくいきたいですよね!
京子さんも大変な状況なのに応援のお声をかけていただきありがとうございます。
とても励みになりました。
またぜひ遊びにきてくださいね。